ゲストもびっくり!?「すごく凝ってる!」と思われる印象的な席札を作成しよう

席札と言えば、ゲストが必ず目にする披露宴のキーアイテム。今回の記事では、席札の作り方、準備の仕方など様々な情報をお伝えし、手作りされた席札も紹介していきます、結婚式に来てくれたゲストへの小さなギフトになるような、おしゃれで素敵な席札つくりをしてみませんか。

席札ってなに?

席札とは、ゲストの席が分かるように目印として置かれた札のこと。披露宴会場の各テーブルのショープレートなど分かりやすい場所に置かれます。 札の中心にはゲストの名前が書かれます。漢字のフルネームで、名前の後には「様」や「先生」をつける(子供なら「くん」や「ちゃん」)のが一般的ですが、カジュアルな結婚式であればあだなやファーストネームのみといった表記の仕方もあるでしょう。また、裏面にはゲスト一人一人に向けたメッセージが書かれていることもあります。 大きさは特に決まりはありませんが、名刺ぐらいのサイズで、A6の2つ折りが一般的です。素材は紙が基本で、最近はアクリルや葉っぱ、石など、自然の物を使ったアイディアが人気になっています。紙以外の素材を使うだけで、驚くほどオリジナリティーの高い席札になるからです。紙素材であれば、あまりぺらぺらしていると安っぽい印象になり、簡単な衝撃でテーブルから落ちやすいので、ある程度の厚みがある方がいいでしょう。

席札の準備方法

席札を準備するには、 ①式場業者に注文する ②外部業者に注文する ③自分で作る の3パターンが考えられます。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

式場業者に注文する

結婚式写真についての打ち合わせ 式場のプランナーとの打ち合わせの流れの中で、式場が提携する業者にお任せする選択。大きなメリットは、最小限の手間でハイクオリティの席札を制作してもらえることです。席札の制作では、名前の印字ミスや印刷ずれのチェックが意外と大変ですが、プロに依頼すれば、そうした作業に時間を取られることもありません。 デメリットは、費用が掛かること。式場提携業者に注文した場合、かかる費用は一枚当たり平均して300円前後と割高です。また、素材やデザインを用意されたものの中から選ぶことになるため、自由度が低く、他の方とかぶることもあるかもしれません。席札の用意は、出席するゲストが確定してからでないと始められないため、式の1~2週間前など準備の中でも特にギリギリのスケジュールになりやすいです。式場のプランナーと事前に打ち合わせをしておくことで、スケジュールに無理なく作ることができるでしょう。 新郎新婦は結婚式に向けて様々な準備で追われることになりますから、すべて自分たちだけで完ぺきにやることはできません。他のことにこだわりたい、仕事で時間がないなどの条件を加味し、人に任せた方がいいと思う部分は任せていきましょう。

外部業者に注文する

パラパラ漫画をPCでへんしゅうするかスマホで編集するか ペーパーアイテムをオーダーメイドで作ってくれる業者がインターネットで簡単に見つかります。自分で格安の業者を見つけることができれば、式場が紹介してくれる業者に頼むよりも低コストに作ることができるでしょう。かかるコストは平均して一枚あたり200円と、式場業者よりも安価になっています(ただし、式場の持ち込み料が発生する場合に注意してください)。 また、業者によっては豊富なデザインと素材から選べるのもメリットです。ただし、これと思う業者を自力で探したり、仕上がりのイメージを考えてきちんと共有する必要はあります。特に素材は、実物を見てみないと完成品が想像していたものと異なる可能性があります。 「式場に頼むとコストが気になる」「けれど自分で作る時間はない」「オリジナリティが欲しいけど手作りに挫折した」という方におすすめの選択肢です。

自分で手作りする

席札にはこだわりたい、自分たちだけのオリジナリティあふれる席札を作りたいという方の多くは、自分で手作りしています。テーマを設定し、会場の装飾やテーブルの色とのバランスを考えることで、世界観の統一された雰囲気を出すことができます。また、全て手作りと言っても、名前を入れるだけで完成するテンプレートを使うなど、工夫次第で簡単に作ることも可能です。 デメリットはやはり、手間と時間がかかること。手間を惜しまないという方が手作りに挑戦される場合が多いですが、とくに席札の準備はスタートが遅れますし、誤字脱字チェックなどの段階で意外と時間がかかるため、スケジュールには注意が必要です。また、素材次第で大幅に費用が抑えられるとはいえ、こだわりすぎるとかえって割高になってしまうこともあります。

素敵なアイディアの席札

以上、席札の作り方を解説してきました。最後に、「席札を手作りしてみたい!」という方に向けて、実際に作られたオリジナルな席札を紹介していきましょう。

タグ風

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いまInstagramで花嫁の間で流行しているのがタグ風の席札。こちらの写真のように、シンプルで高級感あるデザインになります。ネイビーのタッセル、少し傾いたWelcomeの位置、オートシェイプを駆使して描いた曲線具合など、細部に作り手のこだわりが感じられ、エクセルでテンプレートを作ったとは思えないおしゃれさとクオリティです。素材の紙は、東急ハンズの硬めの手触りツルツル紙を使用し、足りなくなった分をダイソーの10枚入り厚紙で代用したところ、インクもにじまず硬さも良いかんじだったとのことです。 また、新婦が無印良品の店長というカップルが考案されたのがこちらの席札。無印良品の商品札と同じデザインじなっていて、素材には「感謝100%」、価格は「プライスレス」、バーコードには二人記念日が印字。非常にユニークな席札です。

クラフトで手作り

こちらの席札は、クラフト素材を使用し、お花や葉っぱのデザインを採用することで、ナチュラル感が引き立つアイディアになっています。デザインはネットの素材を自分で組み合わせて考案されたようで、お家でプリントアウトすることで経費削減にも成功しています。

コルク席札

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こちらはコルク素材を利用した席札で、ころころした形がとても可愛らしいですね。作り方は、①コルクに、席札を差し込む用のカッターで切り込みを入れてる②底の部分を平らにカットして安定させる②お好みの装飾を接着して完成、といたってシンプル。ただし、大変なのがコルクに切れ込みを入れる作業で、慣れるまではかなり苦戦するようです。お花をつける場合、ドライより柔らかくて扱いやすいプリザーブドフラワーがおすすめされています。

レジン素材

レジンと言えば、中にお花をとじこめられる、透明感あるアクセサリー素材。これに席札を閉じ込めてしまおう!というアイディアがこちら。名前をwordで作成し、シリコンモールドにレジンを流し込み、押し花を入れて完成。ゲスト一人一人に違うお花が入っているため、特別感があります式が終わった後も、リボンを外せば、ストラップやコースターなどいろいろな使い方が出来そうです。

ゲストの心に残るような席札を!

以上、自由な発想で作られたおしゃれな席札を紹介してきました。席札は、小さいとはいえ、ゲスト一人一人のために作られた唯一のアイテムです。プロにお任せするのもいいですが、自分たちだけのオリジナルに挑戦してみるのもいいかもしれません。
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