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レストランで結婚式をしたら演出はどうなるの?ポイントをチェック!

結婚式を行う式場は、ホテルに付属するものだけと思っていませんか?式場にはそのほかにも、専門式場、ゲストハウス、レストランなどがあり、そのそれぞれにメリットがあるので、「式場はホテル」と決めつけてしまうのは少しもったいないかもしれません。 実際、格式と立地を重視したホテルは年配層からの支持が厚く、そういった方をゲストに呼ぶ関係から、過半数の先輩カップルもホテルを選択しています。同じ理由で、歴史が古く知名度がある専門式場への支持もあります。 しかし、カジュアルウエディングが流行りだしている近年では、若年層のカップルを中心に、レストランを貸し切って式場に使うことも増えてきています。そうすることで、こだわりの美味しい料理を楽しむことができますし、また、ゲストとの距離が近いアットホームな雰囲気の式場になります。今回は、そんなレストランウェディングで結婚式をした場合の演出方法についてご紹介していきます。

レストランウェディングとは?

レストランウェディングとは、その名の通り、教会や神社ではなく、レストランを貸し切って行う結婚式または結婚式披露宴のことをいいます。

メリット①リーズナブル

レストランウェディングの大きなメリットの一つが、一般的な挙式会場に比べて、より安価に挙式を行いやすいこと。 なぜかといえば、まず会場使用料が安いことが挙げられます。厳密な相場は、その設備やサービス、規模、1日の組数などによって異なりますが、ホテルやゲストハウスで行うよりも安くなることは間違いありません。ホテルの式場では、多くのスタッフによるきめ細かいサービスが受けられるぶんサービス料金が高くなり、全てを自分たちでアレンジできるゲストハウスでは、施設使用料が高めに設定してあります。いずれも、使用料と挙式料を合わせて少なくとも100万円は見積もっておいた方がいいでしょう。 その点、レストランで行った場合には、普段お店として使われている場所を貸し切るわけですから、使用料はそこまで高くありません。場所によっては会場使用代が0円の会場もあるくらいです。お店側からしても、大人数・貸し切りで料理を注文してくれるお客さんは大歓迎ということでしょう。つまり、そういう場所を見つけられれば、会場代ゼロでゲストハウスウェディングのような貸し切りパーティーができるということなのです! さらに、レストランはホテルなどと違い、衣装や装花のの持込料を設定していないところが多いですし、演出も自分たちでやるので当然演出料もなし。会場が用意してくれるプロのカメラマンやスタイリストもいないので、それにかかるコストを大幅にカットすることも出来ます。もちろんそれは、記念撮影やスタイリングなど結婚式にまつわる全ての準備を自分たちでやらなければいけないということなのですが、家族や知り合いに助けてもらったり、必要なものを自分たちで作ったりすることで、結婚式という大事なイベントがますます一生の思い出になるはずです。 このようにコストパフォーマンスが非常に高いことが、レストランウェディングの大きなメリットと言えます。

メリット②こだわりの料理を楽しめる

レストランウェディングを選ぶもう一つの大きな理由がこれ。実際、ゲストの満足度を大きく左右するのは「美味しい婚礼料理」です。誓いの言葉や披露宴のお色直しなど、結婚式ならではの素敵な瞬間は数あれど、なんだかんだ言って料理が一番楽しみという方は少なくありません。その料理を自分たちで考え、こだわり、ゲストに振る舞えるのは大きな魅力と言えます。 それも、ただ美味しいだけではなく、新郎新婦の家庭の味だったり、記念日に食べた思い出の品だったり、自分たちで育てた野菜を使った郷土料理なんてのも可能です。普通の式場なら用意されたコースから出す料理を選ぶだけですが、レストランウェディングなら専属のシェフと相談して自分たちでメニューを決められるので、ゲスト一人一人の好みやアレルギーに対応して、個別に料理を提供することだって出来ます。また、キッチンがすぐ近くにあるため、会場の状況に合わせてベストタイミングで料理が出てくるのも良いですね。 そして、美味しい料理を味わえるのはもちろんゲストだけではありません。結婚式の間、何かと忙しい新郎新婦は、せっかく出された高級料理もしっかりと味わって食事することは難しいです。しかし、レストランで行う結婚式なら、食べることがメインコンテンツなので、堂々と料理に集中することができるでしょう。 このように、会場費をリーズナブルに抑え、そこで節約したぶんを全て料理に注ぎ込むことが出来るのがレストランウェディングの強みです。

レストランウェディングの流れ

まず確認したいのが、式の流れ。レストランを貸し切って行う場合、内容も進行も自分たちで全部決められるだけに、どのような内容にしたらいいか悩んでしまうかもしれません。しかし、レストランで行うとはいっても、式場やホテルで行う場合と進行内容はほとんど変わらない場合が大多数です。 一般的な結婚式と同じように、挙式より早い時間に新郎新婦が会場レストランに到着し、控え室で着付けやヘアメイクを行います。ただし、レストランには当然、新郎新婦が準備するための控え室は付いていないので、スタッフルームなど別の部屋を控え室として使ったり、近くの美容室で準備することになるでしょう。 新郎新婦が準備を終え、親族との写真撮影などが済めば、会場にゲストを招いて、挙式が始まります。結婚式のスタイルには大きく分けて神に結婚を誓う「教会式」「神前式」と参列者に結婚を誓う「人前式」がありますが、レストランウェディングを選ぶ方のほとんどは形式によらないカジュアルウエディングを希望するため、教会式や神前式ではなく、人前式で行う場合が多いです。 もちろん、本人たちの希望であれば教会式や神前式で行うのも結構でしょう。その場合、チャペルなどの式場が付属しているレストランや、レストランからアクセスしやすい式場を探し、当日は式場からレストラン会場へ移動する流れになります。 挙式が終われば、レストランにて披露宴です。人前式であれば、レストランで結婚式を行うこともあります。披露宴の流れも、一般的なものでは新郎新婦入場→挨拶→乾杯→ケーキ入刀→歓談→お色直し→余興→両親への手紙や記念品贈呈→新郎新婦退場と、普通の披露宴と変わりません。もっとも、レストランで行われる結婚式はカジュアルウェディングであり、形式にとらわれず自分自身で挙式をプロデュースするカップルがほとんどなので、必ずしもこの通りにしなければならないわけではありません。 それでは、このようなレストランウェディングで行われる演出案は、一体どのようなものになるのでしょうか。一つずつ見ていきましょう。

演出①オリジナルケーキを使って

結婚式といえばケーキ。豪華な三段ケーキやオリジナリティあふれるスクエアケーキなど様々なタイプのウェディングケーキが結婚式には用意されますが、レストランウェディングなら、パティシエと相談して、自分たちが望むままのケーキを実現させることができるかもしれません。そしてそれが出来たなら、自分たちだけのオリジナルケーキを生かしたとびきりの演出方法を考えてみましょう。

カラードリップケーキ

カラードリップケーキとは、クリームでコーティングされたケーキトップから、ソースをドリップして完成させるデコレーションケーキのこと。それも、新郎新婦自らが、ゲストの目の前でソースをかけるのです。
フルーツ素材やチョコレート、キャラメルなどから作られたドリップソースは色鮮やかなもので、それがケーキを彩っていくさまをリアルタイムでゲストにお届けする演出は、見る方もやる方も一緒にドキドキすることが出来ます。かける前とかけた後で2パターンのウエディングケーキを楽しめるのもお得感があります。

ラッキートラジェ

また例えば、ラッキートラジェ。これは何かというと、砂糖でコーティングしたアーモンドのこと。カラフルな見た目にころころした形でとても可愛いお菓子なのですが、ゲストに振る舞うウェディングケーキの中にこれを埋めて隠しておいて、そのケーキが当たった人に新郎新婦からプレゼントが贈られるという演出が、別名スウィートサプライズとも呼ばれ、大人も子供もゲスト全員が参加して楽しめるため、多くのカップルに人気です。

ケーキ入刀ならぬ◯◯入刀

ケーキ入刀は結婚式定番の演出ですが、最近では、「お決まりのケーキ入刀ではつまらない!」というカップルたちによって、それに変わる新しい演出方法が楽しまれています。というのは、ケーキとは全く別の料理や食べ物に入刀するのです。 例えば、初夏の結婚式で、新郎新婦が二人ともスイカが大好きだからスイカ入刀セレモニー(スイカ割り?)。スイーツ担当はスイカだから、もちろんファーストバイトもスイカです。他にも、二人とも広島出身だからと鉄板焼きで作ったお好み焼きに入刀したり、国際結婚のカップルが巨大ハンバーガーに入刀したり、子孫繁栄を願って中華料理の桃饅頭に入刀したり、ドイツの伝統に則って丸太に入刀したり、「和装婚の結婚式にケーキはそぐわない」としてしゃもじを使ってちらし寿司に入刀したり、果ては漁師の家のカップルが獲れたマグロを入刀して解体ショーまで始めたりなど、そのカップルの個性を自由に表現した様々な◯◯入刀が楽しまれています。
自分たちが選んだ料理を人数分の大きさで用意するのは大変なだけに、レストランウェディングとの親和性は非常に高いといえるでしょう。

三つのバイト

ケーキ、あるいはケーキ以外の料理が入刀され、新郎新婦とゲスト全員のもとに行き渡ったら、あとは食べるだけ。ですが、料理を食べ始めるその前に、最初の一口を新郎新婦やその親族などがお互いに食べさせ合う「バイト」演出も忘れずにやっておきましょう。入刀と合わせて行うことで、二人の息がぴったり合っている様子をゲストに見せつけるのです。 結婚式で行うバイトには三つあります。一つめは「ファーストバイト」。新郎新婦が互いに食べさせ合う演出のことで、新郎から新婦への一口には「一生食べるものには困らせないよ」、新婦から新郎への一口には「一生美味しいご飯を食べさせてあげる」という意味が込められていると言われています。ファーストバイトでも、巨大サイズの食器を使ったり、「MR」「MRS」と彫られたスプーンを使ったりなど、色々と遊び心を凝らすことができます。 二つめは「サンキューバイト」。新郎新婦がそれぞれの両親の口にケーキを運ぶ演出で、今まで育ててくれた感謝の気持ちをみんなの前で伝えます。両親にあげた後は、恩師や上司、先輩、友人など、特別にお世話になった方へも、指名して前に来てもらって、サンキューバイトをします。そして三つめが、サンキューバイトのお返しとなる「ラストバイト」。両親から、巣立っていく新郎新婦へ、「養い収め」という意味を込めて食べさせる最後の一口です。 いずれも、レストランウェディングでならゲストと新郎新婦の距離が近く、よりアットホームな雰囲気の中で行うことができるでしょう。

演出②テーブルラウンド

テーブルラウンドとは、新郎新婦がゲストの座るテーブルを一つ一つ練り歩き、何らかの行為を通して、式場に足を運んでくれたことへの感謝を伝える演出です。披露宴の間、高砂席に座っている新郎新婦がゲストに近づき、一人一人と会話し、直接おもてなしできる唯一の時間なので、実はほとんどの結婚式で行われている人気の演出。これも、最近は様々なアイディアのテーブルラウンドが数多く生まれてきているので、自分たちにぴったりくるものを探してみましょう。

キャンドルサービス

テーブルラウンドの王道として、今も根強い人気があるのがキャンドルサービス。新郎新婦が火のついたキャンドルを持ってテーブルを回り、明かりを灯していく演出です。蝋燭の火には「幸せをおすそ分けする」という意味が込められており、キャンドルサービスを通して感謝の気持ちを伝えることができます。 最近では、ゲストが自分の好きなキャンドルを選べるキャンドルビュッフェや、キャンドルの火がキャラクターの形になったり、螺旋を描いたりするものなど、新しいアイディアのキャンドルサービスが続々と生まれています。 中でも人気なのが、キャンドルリレー。ゲスト全員に自分たちのキャンドルを持ってもらい、その全てに火をつけていくという演出です。新郎新婦が一つ一つ全てに火をつけて回っていたら時間がいくらあっても足りないので、各テーブルから一人のゲストのキャンドルに新郎新婦が火をつけ、そのゲストが隣のゲストへと、リレー形式で火を繋いでいくのです。 みんなで自分のキャンドルを一つずつ灯していくのは共同作業の感じがあって楽しいですし、全員のキャンドルの火が灯り、会場がとても幻想的な雰囲気に包まれたところで、一斉に灯りを吹き消すと、何とも言えない感動がみんなの間に共有されて、拍手が巻き起こるかもしれません。 レストランはホテルの式場よりも狭いことが多いので、あまり場所を取るような演出は難しいかもしれません。その点、キャンドルリレーならみんなでくっついて寄り添って楽しめるので、レストランウェディングに適しています。火を灯したキャンドルはそのままゲストへ、思い出のプレゼントとして持ち帰ってもらいましょう。

果実酒作り

果実酒作りは、ゲストと新郎新婦が協力してお酒を作っていく共同作業です。ケーキ入刀や水合せの儀の代わりにされるカップルも多いです。 まず準備段階として、ゲストテーブルに様々な種類のフルーツを置いておきます。そして時間になったら、新郎と新婦が大きなビンを持ってテーブルを回り、用意したフルーツからゲストの好きなものをビンの中へ入れてもらいます。この時、ビンに、ゲストたちのメッセージを書いてもらうのもいいでしょう。テーブルを回り終わったら、いっぱいになったビンの中に二人でお酒を注ぎ込みます。ゲストたちが一つずつ果物を投入したビンの中に、新郎新婦が締めのお酒を注ぐこの瞬間は、絶好のシャッターチャンスになるでしょう。 果実酒では果物の香りを引き立てるために、ホワイトリカーと呼ばれる無味・無臭のお酒を使うのが一般的です。お好みで、氷砂糖やローズマリーを放り込んで味を整えるのもいいですね。出来上がったら、みんなの気持ちがこもった鮮やかな果実酒で乾杯しましょう。

パンサーブ

新郎新婦がテーブルを回って、パンを配っていくパンサーブ。ビールサーブやシャンパンサーブでは子どもやアルコールが苦手な方、妊娠中の方、車で来られた方には楽しめませんが、パンサーブなら誰にでも楽しんでもらえます。
タイミング的には、お色直しを終えて再入場した頃合いが自然です。コック風の衣装を身にまとってパンを配っていけば、非常にアットホームな光景になりそうです。視覚的にはっきりとした華やかさはないかもしれませんが、式を和やかな雰囲気にしたいという方にはぴったりの演出ではないでしょうか。レストランの厨房で焼きあげたばかりの美味しいパンを振舞うのもいいでしょう。

フォトラウンド(チェキラウンド)

あとは、新郎新婦がカメラを持ってテーブルを周り、ゲストたちと写真を撮っていくフォトラウンドも人気。チェキカメラなら、写真がすぐに出来上がるのでおすすめです。 フォトラウンドでは、写真を撮るさい、各テーブルごとに構図を考えていると時間がかかり、ゲストを待たせてしまうことになるので、ポーズカードというものがよく使われます。これには写真を撮影するときのポーズが書かれてあり、複数枚ある中からゲストに引いてもらい、引いたポーズをみんなで決めて写真を撮るのです。これを使えば、スムーズに写真撮影を進める手助けになるでしょう。 ポーズカードは自分たちで作成する(DIY)のもトレンド。なざなら、自分たちで好きなポーズを選択肢に出来るから。ピースサインやハートマークなど普通のポーズだと物足りなければ、投げキッスやアロハポーズ、ぶりっこポーズなどのノリノリ系から、ダンディ坂野の「ゲッツ」やオードリー春日の「トゥース」など芸能人の持ちネタを投入しても盛り上がるでしょう。テレビネタは年齢層によっては伝わらないこともあるのでそこには注意。

演出③自分たちで会場を装飾

レストランウェディングの最後のメリットは、レストランをそっくりそのまま借りて、自分たちの好きなように装飾できること。その空間が持つもともとの内装やインテリアを活かして、自分たちだけの独立した式場を作り上げることができれば、ゲストをあっと驚かせる最高の演出になるでしょう。 しかし、全て自分たちで決めるというのは自由度が高いだけに、何から手をつけたらいいか分からなくなってしまうかもしれません。そこで、魅力的な空間をコーディネートするうえで大事なポイントをいくつか確認しておきましょう。

ポイント①統一感を持たせる

魅力的な空間に必ず備わっているのは統一感です。壁の内装は勿論、ウェルカムボードやゲストテーブルなどの大道具から、席次表、食器、メニュー表といった小道具まで、デザインコンセプトが統一されていると、その空間の魅力がぐっと増します。 そのためには、一つのはっきりとした「テーマ」を設定することが大事。二人の好きな色だったり、季節だったり、星、鳥、桜などの自然物であったり、映画の世界観だったり、外国の国だったりするかもしれません。とにかく、二人が「こんな空間を作りたい、みんなと共有したい!」と思えるテーマを設定することが第一歩です。それをもとに、小道具や大道具を買ったり自作したり集めていきましょう。

ポイント②装花をこだわる

花は、その鮮やかな見た目とそれが持持つ意味によって、あらゆる世界観を表現します。とりわけ会場を彩る装花は、会場全体の雰囲気を決めるといっても過言ではありません。 さらに言えば装花は、メインテーブルに置かれるだけのものではありません。親や子供に贈呈する花束もそうですし、ウェディングケーキに添えたり、ウェルカムボードや受付に置いてゲストを迎えたり、細かいもので言えばケーキナイフのワンポイントになり、花嫁用のブーケ、花婿用のブートニア、フラワーシャワーの花びら、お色直し用のブーケなど、いたるシーンで登場します。 ゲストの目にとまりやすいテーブルの装花はもちろん、天井や庭など、レストラン内のいたるポイントにテーマの花を飾ることで、世界観が構築されていきます。 その点、レストランウェディングは持ち込みが比較的自由なため、会場装飾の花も自分たちでコーディネートできるので、さりげない飾りの一つ一つにもこだわりを行き届かせることが出来るのです。 そこで大事になるのも、やはりテーマによる統一感。例えば春がテーマならスズラン、夏ならアジサイやひまわり、秋ならコスモスなど、種類を選択することで季節感は簡単に出せますし、色がテーマならそれで統一してもいいでしょう。
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