前撮りは、結婚式を控えたカップルの7割以上が行う定番イベントです。しかし、終わった後にはああしておけばよかった、こうしておけばよかったと多くの方が何かしらについて後悔しているよう。そこで今回の記事では、前撮り前にやっておくべき7つのことについて、主に男性目線から確認していきます。
前撮りとは
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前撮りとは、新郎新婦が結婚式に先立って、ドレスや和服を着て記念撮影を行うことです。結婚式当日の記念撮影はなにかと慌ただしく、ゆっくりと撮影する時間がないことが考えられます。別日を確保することで、衣装やロケーション、構図など細部にこだわって撮影ができるため、自分の納得した写真が残せるでしょう。
当日とは異なる衣装で撮影したり、前撮りと当日の衣装を組み合わせて撮影したりできるのもメリット。また、当日のヘアメイクのリハーサルとしての意味合いもあります。撮影ショップ内にあるスタジオで撮影するスタジオ撮影と、観光地やスポットなど屋外で撮影するロケーション撮影があります。
混同しやすいものに「フォトウェディング」があります。こちらは、結婚式を行わず、記念撮影それ自体を代わりのセレモニーとするものです。ゲストは呼びませんが、シチュエーションや衣装などは本物ですから、二人だけで結婚式を行うイメージですね。時期を選ばず、事前に準備することが少ない、費用が抑えられるなどのメリットがあります。とくに、コロナ禍のこの時期には人がたくさん集まる催し物は避ける傾向があるため、フォトウェディングを行うカップルが急速に増えています。
それでは、前撮り前にやっておくべきことについて確認していきましょう。
前撮り前にやっておくべきこと①撮影プランを練る
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撮影が終わった後、多くのカップルは「もっといろんなパターンで撮りたかった」「今風のものだけでなく昔ながらの定番写真も撮れば良かった」「白無垢の写真だけでなくドレスの前撮りもしておけばよかった」「もっと自分たちの思い入れのある場所を選べば良かった」「時間帯を間違えた」など、撮影プランに関して何らかの後悔をしています。
和装とドレス両方撮影するか、撮影時間や場所はどうするか、予算との関係など、考えるべきことは実は多いです。少しでも完璧と思える写真に近づけるように、入念な準備を行いましょう。
前撮り前にやっておくべきこと②ヘアセットをする
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新婦の方はもちろん、新郎の方もヘアセットはやっておきましょう。ワックスやスプレーなどで形を整えておけば、屋外で撮影を行う場合、強い風が吹いたときや湿気が多いときにも形が崩れにくくなります。普段セットをしない方も、一生に一度の結婚式の前撮りですから、しっかり清潔感がある髪型にしてもらうことをおすすめします。
また、「新郎もメイクをするの?」と気になる方が多いですが、男性は基本的に化粧はしなくてもいいでしょう。女性のようにファンデーションを塗ると顔と首元との肌の色に差ができてしまいますし、慣れていない方では、ファンデーションをつけた顔を触って、黒紋服の衣装を汚してしまうことも多いです。メイクなしでも自信をもって臨めるように、新婦の方と一緒に美容パックなど美肌ケアを始めてみてもいいかもしれませんね。
前撮り前にやっておくべきこと③まゆ毛を整える
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メイクはしなくても大丈夫ですが、まゆ毛の処理は男性もやっておくことをおすすめします。まゆ毛を整えるだけでも写真写りが断然良くなるからです。ポイントは、周りの産毛をそることと、あまり形は変えないこと。細くしすぎると印象がきつくなるので、もともとの形を生かすことを意識してください。自分で処理をしたことがない方や自信がない方は、失敗してもよくないので、美容室などでやってもらいましょう。
前撮り前にやっておくべきこと④カメラマンとの打ち合わせ
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当然ながら、撮影をしてくれるカメラマンは重要な存在です。スタジオのHPに載っている写真やプロフィールを参考にして、これと思う個人カメラマンを見つけ、指定することをおすすめします。
また、カメラマン任せにすると撮影指示書で書いたイメージと違った仕上がりになることも多く、「カメラマン任せにせず、撮影指示書をちゃんと準備すればよかった」という声がちらほら。仕上がりの色味やイメージの共有、分かりやすい指示書の作成など、カメラマンとのコミュニケーションも大事ということですね。
前撮り前にやっておくべきこと⑤心身のコンディションを整える
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二人だけの記念撮影で、肌が荒れていたり、顔がむくんでいたら最悪ですよね。また、睡眠不足や疲労がたまった状態では、顔がやつれていたり、うまく表情が作れなかったり、撮影に集中できないかもしれません。温泉に行く、睡眠をとる、バランスの良い食事や生活習慣を心掛けるなど、撮影当日に向けて、心身のコンディションをしっかりと整えておきましょう。
前撮り前にやっておくべきこと⑥日焼け・虫刺され対策
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屋外で撮影を行う場合、季節によっては撮影後に変な日焼けが残ったり、虫刺されがひどかったりすることが考えられます。日焼け対策・虫刺され対策はしっかりと行いましょう。
前撮り前にやっておくべきこと⑦家紋を変更する
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羽織には、自分の家や名字を表わす紋章である家紋(かもん)がついています。撮影の際には、自分の家のものにしておきましょう。家紋を調べるには、親族に聞くか、ご先祖様の墓石や本家の箪笥、仏壇の引き出し、神棚に彫られているものを確認しましょう。
羽織には通紋(誰でも使える紋)がついているので、必ず家紋を自分のものに変更しなければいけないということはなく、変更しなくても大丈夫です。「別に変えなくてもいいよ」という方でも、家族の方が意外と気にすることもあるので、一度確認しておきましょう。
前撮り前は入念な準備を
以上、前撮り前にやっておくべき7つのこと(男性編)でした。前撮りは結婚式当日のリハーサルとも言えます。前撮りに向けてしっかりと準備することで、よい当日を迎えることにもつながるでしょう。