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上で少し触れたように、WEB招待状はパソコンやスマホからネットのサイトで作ることができます。アカウントを登録してサイトにログインすれば、テンプレートがあるのでそこに必要な項目を入れるだけで作れてしまうんです。デザインもいろいろ選べるようになっているので、好きなデザインを選ぶだけで大丈夫。紙の招待状に必要な宛名書きや住所録の作成、返信用はがきの用意や印刷などの手間は一切かかりません。
紙の招待状は送るまでがとっても大変です。ゲストの住所の確認から始まり、一枚一枚宛名を書いたり、大量の招待状を抱えて郵便局へ行って送らなければいけません。一つ一つに切手を貼るのを想像しただけでもゾッとしますよね。それに比べてWEB招待状はサイトにいろいろ入力して完成したら、URLができます。このURLをメール・LINEなどに添付して送信するだけでOK。いろいろな準備に追われがちな結婚式、この招待状の作業が省かれるだけでも大助かりですよね。
WEB 招待状を送られたゲストはどうすればいいのでしょうか。これもまた簡単なんです。送られてきたWEB招待状のURLからサイトに飛んで、出席するかどうかなどの項目に入力するだけ。送る方も簡単ならば、返信する方も簡単です。
結婚式の返信ハガキは、マナーがたくさんあって面倒くさいですよね。御出席の「御」の字に二重線を引いて、出席の上に「喜んで」と「させていただきます」と書いたり、忙しい人だと返信ハガキをポストに入れるのさえ大変だったりします。WEB招待状ならば、そんな結婚式の招待状にあるマナーからも解放されます。
ゲストから返ってきた出席するか否かの答えを自動でリストにしてくれるサービスがあるサイトもあります。返信ハガキを受け取って出欠を見て、出席者の名簿を作る必要もありません。紙の招待状に比べて、出欠の管理は明らかに速いし楽ですね!
サイトにもよりますが、ゲストが出欠の返事をしたと同時に、必要な会費などをクレジットカードなどで事前に支払うことができるサービスもあります。2次会の会費などはもうこの段階で支払ってもらうことが可能になるんです。対面でのお金のやりとりにリスクが伴うコロナ禍において、これはありがたい機能ですよね。受付や金銭の管理の面もやりやすくなります。
やはり、紙を選んで印刷して、ゲスト全員に送って……となると、招待状にかかるお金も馬鹿になりません。ゲストの人数や紙質などにもよりますが、大体相場としては3万円前後の値段がかかるとされています。
WEB招待状は無料の専用サイトが多数あるので、0円で作ることができてしまいます。有料のオプションなどをつけても紙の招待状のコストを超えることはありません。極力値段を抑えたいというカップルにもおすすめです。
WEB招待状はインターネット環境を使いますし、スマホやパソコンがなければURLにアクセスするのが難しく、逆に不便になってしまいます。特にスマホ、パソコンが苦手な人は、返信を仕方がわからなかったり、間違えたらどうしようという余計な不安を感じてしまったりする可能性も否めません。ゲストにそういったインターネットやスマホ、パソコン操作が苦手な人がいるならば、その人たちだけには紙の招待状を送るというのもありですね!
やはり紙の招待状に慣れ親しんでいる人は多く、また現在も主流ではあるので、WEB招待状に比べて紙の招待状の方がフォーマルな印象を持たれます。また、質の良い紙や丁寧に毛筆で書かれた宛名などから、格式の高い結婚式という印象を与えることができるんです。招待状は結婚式の顔ともいいますから、ここにこだわりたいならば、紙の招待状の方がいいでしょう。
紙の招待状のメリットとしては、結婚式が終わっても手元に残るというところです。WEB招待状は一定の期間が終わると見れなくなってしまうので、なかなか形として手元に置いておくことはできません。後々、思い出として結婚式を振り返りたい場合はWEB招待状よりも紙の招待状の方がおすすめです。
サイトにもよりますが、ゲストが会費などをサイトを通じてクレジットカード決済した場合、手数料がかかる可能性もあります。節約するつもりでWEB招待状を選んでいた場合、痛い出費になってしまうので、事前に確認が必要です。