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新婚旅行は国内で!北海道のオススメ観光スポットおすすめホテルを紹介します

北海道旅行は食やアウトドア、自然探勝、イベントなど、お目当てがたくさん。何といってもその面積が東京のおよそ40倍、日本国土の22パーセントを占めるほど広大な地域ですから、その全てを一気に回ることはできません。ここでは観光局に人気の、北海道西部地域の主要な観光スポットと、人気ホテルをエリア別にご紹介します。

札幌の観光スポット

明治初期に開拓使が置かれ、北海道の中心・道都として発展してきた札幌。その街並みは計画的に作られたために整然としており、時計台や旧本庁舎、テレビ塔など時代を象徴する建造物がたくさんあります。食や自然の楽しみはもちろん、北海道ならではの文化的な経験もできるでしょう。

大通公園・さっぽろテレビ塔

札幌市中央区には、「日本の道100選」「都市景観100選」などで選定されている有名大通公園(おおどおりこうえん)があります。これは札幌市の都市計画道路であり、景観計画重点区域に指定されている札幌の中心地域です。春にはライラックまつり、夏にはYOSAKOIソーラン祭りやビアガーデン、秋にはオータムフェスト、そして冬にはさっぽろ雪まつりといった各種イベントも開催されています。公園の東端にはさっぽろテレビ塔があり、そこの展望台からは大通公園を含めた札幌の街並みが一望できます。

北海道庁旧本庁舎

北三条通から西に進むと、突き当りに見えるのが、北海道のシンボルといわれ、重要文化財にも指定された北海道庁旧本庁舎です。赤レンガ庁舎の愛称で知られるレンガ造りの建物は、1888年に建てられてから現在の新庁舎ができる1968年まで、80年にわたって道政を担ってきた歴史ある建物です。建築はアメリカ風ネオバロック様式で、館内を歩けばまるで明治時代にタイムスリップしたような感覚になります。明治期の札幌の町を再現したジオラマや北海道開拓に関する資料などから北海道の歴史を学ぶこともできます。庭園には植物が季節ごとに異なる彩を見せ、周辺にはグルメスポットも豊富です。札幌駅から徒歩五分、館内は一般無料公開。

札幌市時計台

1881年に建設されてから130年にわたって時を刻み、札幌市を見守ってきた時計台です。正式名称は旧札幌農学校演武場といいます。開拓の指導者を育成する目的で開校した札幌農学校(北海道大学の前身)に設置された当時は演武場と呼ばれていましたが、1903年に農学校が移転してから時計台と呼ばれるようになりました。時計台内部は見学・撮影が可能で、毎朝9時には、2階ホールに展示してある塔時計の重り巻き上げと機械の説明が行われています。夜間は音楽会、講演会、結婚式ホールなどとして貸し出されています。

札幌のおすすめホテル

札幌には多くのホテルがありますが、なかでもおすすめを紹介します。

ONSEN RYOKAN 由縁 札幌

地下鉄大通駅から徒歩8分。簡素で無駄のない、素敵な和モダンの雰囲気がある温泉宿です。格安のお値段で、カルルス温泉の源泉から運んだ露天風呂と、北海道各地の旬を感じる食事を楽しめます。 料金:6000円~ /人(2名利用時) 公式サイトはこちら

札幌グランドホテル

1934年に北海道初の本格的様式ホテルとして開業した由緒ある老舗ホテルです。客室はビジネスからレジャー、最高級のスイートルームまで幅広いラインナップで揃えてあります。札幌の中心に位置しているのでアクセスも便利。 料金:3800円~ /人(2名利用時) 公式サイトはこちら

札幌プリンスホテル

28階建て、地上107mのランドマークホテルです。「日本新三大夜景」に選出された札幌の光あふれる街並みを客室から堪能することができます。部屋の方角も、札幌駅方面、すすきの・中の島方面、藻岩山・大倉山方面、手稲山・石狩湾方面の4つから選べます。 料金:3,267円~/人(2名利用時) 公式サイトはこちら

小樽・積丹の観光スポット

札幌から電車でおよそ30分、「運河の町」といわれる小樽は、海の香りと季節の風景を味わいながら散策をするのにぴったりの町です小樽硝子の「北一硝子」やオルゴール堂なども。お土産品として定番です。

小樽運河

北海道開拓の玄関口として発展した小樽港。その荷揚げと運搬のために、海面を埋め立てて造り、大正12年に完成したのが小樽運河です。戦後はその役目を終え、昭和61年には一部を埋め立てて散策路として整備され、今の姿になりました。運河の全長は1140メートル、幅は20メートル。レストランが立ちならび、運河クルーズや人力車を利用して歴史的建造物を巡ることができます。夕暮れ時にはガス灯がともり、石造倉庫群がライトアップされ、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。冬の「小樽雪あかりの路」の期間中は、雪や氷の器に入ったキャンドルが運河沿いに並び、とてもロマンチックなので、イベントに合わせて訪れるのもいいでしょう。

ニセコ積丹小樽海岸国定公園

北海道で唯一の海域公園地区に指定されている、ニセコ積丹(しゃこたん)小樽海岸国定公園。五色温泉、昆布温泉、雷電温泉といった人気の温泉保有地のほか、登山や自然探勝が楽しめる山岳、カヌーやラフティングができる河川など自然と触れ合える環境があり、一年を通して様々なアウトドアアクティビティが楽しめます。絶景スポットとしては「青の洞窟」が人気で、ソルトバレー408の小樽青の洞窟探検クルーズでは、崖下を進んだり、岩の合間を航行したりなど、大型遊覧船では味わえない迫力ある自然体験が可能です。

小樽・積丹のおすすめホテル

小樽や積丹にも、おすすめのホテルがいくつもあります。

天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽

JR小樽駅から徒歩1分の好立地に構える、どこか懐かしい大正ロマンを奏でるホテルです。サウナ完備の男女別天然温泉、北の幸を堪能できるドーミーインオリジナルの食事、小樽らしい和洋折衷の赴きある客室などがウリ。 料金:3,395円~/人(2名利用時) 公式サイトはこちら

運河の宿 おたる ふる川

明治時代に栄えた商家を再現した外観で、自然豊かな運河のほとりにある温泉宿です。小樽旅を楽しんだ後は、ドーム型の寝場洞の湯に、温泉の湯気を利用した蒸風呂など独自の趣向を凝らした天然温泉で旅の疲れを癒すことができます。 料金:7,800円~/人(2名利用時) 公式サイトはこちら

小樽朝里クラッセホテル

森に隣接し、洗練された落ち着いた空間で、美と健康にこだわったエイジングケアリゾートを体験できるホテルです。食事は、北海道の旬の食材を使用するだけでなく、栄養バランスも完璧に配慮されています。またプール、フィットネスジム、アリーナ、コートなど、スポーツ施設も充実しています。 料金:2,640円~/人(2名利用時) 公式サイトはこちら

ニセコ・洞爺・登別の観光スポット

ここでしか楽しめないアウトドアスポーツが楽しめるニセコ。湖畔一周ドライブができる洞爺。日本を代表する温泉地である登別。北海道の雄大な自然を味わいたいという方にピッタリのエリアです。

登別温泉

登別市にある登別(のぼりべつ)温泉は、江戸時代から全国的にその名が知れ渡り、「にっぽんの温泉ランキング」では毎年上位にランクインする温泉郷です。硫黄泉、食塩泉、明ばん泉、緑ばん泉、硫酸塩泉、鉄泉、重曹泉、ラジウム泉など、9種類もの泉質が毎分3000リットル沸きだし、「温泉のデパート」と呼ばれます。地名はアイヌ語の「ヌプル・ベツ(水色の濃い河)に由来します。温泉のほかにも、日和山の噴火でできた爆裂火口跡「登別地獄谷」、湯の色が七色に変わる湯沼「大正地獄」など名所旧跡を巡ることも可能です。

のぼりべつクマ牧場

新千歳空港から一時間、ロープウェイで登った山頂にある「のぼりべつクマ牧場」では、東アジア最大の陸上生物であるヒグマが約100頭、放牧されています。第一牧場では迫力あるオスのヒグマ、第二牧場では愛嬌たっぷりのメスのヒグマ、また子グマ牧場では、生後一年未満の愛くるしい赤ちゃんクマを観察することが可能です。牧場内には、アイヌ文化を体験できるユーカラの里やクッタラ湖を一望できる展望台もあります。

洞爺湖

洞爺湖(とうやこ)は、北海道虻田(あぶた)群にある、支笏(しこつ)洞爺湖国立公園の中心となる湖。同じく道内にある屈斜路湖、支笏湖に続いて国内で三番目に大きなカルデラ湖で洞爺湖有珠山(うすざん)ジオパークとして「世界ジオパーク」に登録され、「日本百景」に選定されるなど人気の観光地です。約11万年前の巨大噴火によって誕生し、周囲約4キロメートル、平均深度117メートルの不凍湖で、空の色をくっきり反射する鏡のような湖面は非常に美しく、それを目当てに訪れる観光客も少なくありません。洞爺湖のほとりには温泉街が並び、ミネラル豊かな土壌で育った野菜や果物も注目されています。湖畔には彫刻のアートスポットが点在し、4月から10月にかけては「洞爺湖ロングラン花火大会」が開催されます。

ニセコ・洞爺・登別のおすすめホテル

こちらのエリアで観光を楽しむには、どんなホテルがおすすめかをピックアップしました。

Park Hyatt Niseko Hanazono

パーク ハイアット ニセコHANAZONOは、羊蹄山とニセコアンヌプリの壮大な景色を一望にできるラグジュアリーホテルです。ニセコの大自然を堪能しつつ、自然に調和するコンテンポラリーデザインの空間と豊富なダイニングで作られる美食を味わえます。 料金:45,584円~ (2名一部屋) 公式サイトはこちら

ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート

こちらのホテルのコンセプトは「CONVENIENCE & CHOICE SPA RESORT」、すなわち便利で選べる自由な過ごし方ができること。客室は2つの館があり、こだわりの食事も4タイプ、多彩なコンテンツを用意することで様々なニーズに対応したホテルです。 料金:37,620円~(18,810円~/人) 公式サイトはこちら

第一滝本館

地獄谷の絶景と対峙するロケーションにあり、贅沢な5つの泉質を35種類の湯船で、24時間好きなときに楽しめる至高の温泉宿です。血行促進の硫黄泉、肌のかさつきには芒硝泉、冷え性には食塩泉など、様々な身体の不調を整えることができます。 料金:9,350円~/人(2名利用時) 公式サイトはこちら

函館の観光スポット

西洋文化をいち早く取り入れた函館の街並みは、レトロなレンガ作りの建物や洋風建築が多く、文明開化当時の雰囲気を感じさせます。また、函館山から見下ろす夜景は日本三大夜景に数えられるほど素晴らしいものです。

函館山ロープウェイ

函館市の市街地西端にある標高334メートルの小さな山です。山頂に設置された展望台から函館市の街並みが一望でき、その夜景は、神戸の摩耶山(まやさん)と長崎の稲佐山(いなさやま)に並んで日本三大夜景に数えられるほど。函館山の山頂に続くロープウェイは、125人乗りの大きなゴンドラで、ガラス越しに遠ざかる街並みを眺められます。およそ半世紀にわたって一般人の立ち入りを禁止されていたことで独自の自然環境が保持され、絶滅寸前のエゾヒキガエルが生息していると言われています。

五稜郭

五稜郭(ごりょうかく)は、江戸時代に幕府が築造した星形の城郭です。旧幕府軍占領後、明治期には陸軍の練兵場として使用され、1914年に五稜郭公園として一般開放されて以来、函館市民の憩いの場であるとともに函館を代表する観光地となっています。1964年には五稜郭築城100年を記念して初代五稜郭タワーが建造され、2006年に高さ107メートルの二代目が建築されました。タワーの展望台からは五稜郭の全貌はもちろん、函館市街や函館山、津軽海峡の眺望が楽しめます。タワーにはまた、五稜郭の歴史が学べる展示場や透明強化ガラスノシースルーフロアなどがあります。

ラビスタ函館ベイ

西洋文化を和と融合させながら創りあげられていった函館の街を代表するかのような、大正ロマンをイメージしたクラシカルな雰囲気のホテルです。注目は朝食バイキング。口コミサイト「トリップアドバイザー」の朝食のおいしいホテルベスト20で7年連続北海道1位を獲得しています。 料金:7,500円~/人(2名利用時) 公式サイト:https://www.hotespa.net/hotels/lahakodate/

函館のおすすめホテル

函館にも町の景色を楽しめる素敵なホテルが多数あります。

JRイン函館

JR函館駅に隣接し、2020年5月オープンしたばかりの格安ホテル。窓には函館の港町が広がり、駅を往来する列車を眺めたり、函館山・朝市を見晴らすことができます。無料の大浴場、漫画や雑誌、絵本の貸し出しも利用可能。 料金:料金:2,900円~/人(2名利用時) 公式サイトはこちら

天然温泉 ホテルパコ函館

JR函館駅から徒歩約10分、「2018年 泊まって良かった宿大賞【総合】」を受賞した格安人気ホテル。別亭を含めて総客室数345室用意され、ビジネスから家族旅行、レジャーまで、幅広い用途に対応しています。 料金:2,000円~/人(2名利用時) 公式サイトはこちら

北海道は名所がたくさん

以上、北海道西部の観光情報をお伝えしていきました。広大な土地と豊かな自然、そして独自の歴史と文化を有した北海道には訪れるべき名所が数え切れず存在し、短い期間で巡りつくせるものではありません。プランを練りに練るもよし、ぶらりと行くもよし、それぞれのやり方で北海道を楽しむことができるでしょう。緊急事態宣言などの影響によって営業時間などが変則的になったり、臨時で休園・休業している場合がありますので、その都度確認が必要です。都市間をまたがって移動する場合は、その距離と移動時間の目安も確認しておきましょう。
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