結婚式の司会を友人に頼む大きなデメリット4つ

理由は様々あると思いますが、結婚式の司会ご友人にお願いすることを検討している方も多くいらっしゃると思います。自分たちの幸せな結婚式を大好きな○○ちゃんにお願いしたい!なんという願望をお持ちでも不思議ではありませんし、実際に上手く行けば非常に良い思い出になることは間違いないでしょう。ただ、素敵に見える友人司会による結婚式も大きな落とし穴、というよりもデメリットがたくさんあります。お願いする場合は是非こちらの記事を読んでいいただいた上で、最大限の配慮をしてご検討ください。

話が上手いとはいえ、結婚式司会は素人

結婚式の司会を任せる友人の方はみんなので中でお話上手だったり、何かのイベントを盛り上げたりしていたようなキャラクターの方が多いかと思います。ただ、一般的な居酒屋での雑談や仲間内のパーティー、会社のイベントとは違い、半数以上は司会者のことを知りません。 その中で、結婚式特有の厳かな雰囲気、忌み言葉などを使用しないルール、立ち振舞などはどうしても結婚式で長年経験していないと身につかないものです。「あの人はおしゃべり上手だから〜」という理由でお願いすると、両家親族や主賓から眉を潜められる司会進行になる可能性も否めません。ご注意ください。

式場スタッフとの連携がとれない

結婚式二次会の頼もしい幹事達 もう一つは式場スタッフにとっては部外者な人間が入ることで連携が取りにくくなるリスクがあります。司会者は台本を読み上げるだけのようなイメージもありますが、各種音響や照明などのスタッフとタイミングをあわせながら進行していく重要な役割でもあります。そこに式場スタッフの部外者で、なおかつ素人の方が入ると進行が多少もたつくリスクは非常にあります。 また結婚式中は不測の事態が多発します。新郎新婦が何かをミスってしまったり、ゲストの方の予期せぬ行動、照明や音響機器のトラブルなどの発生した場合のアドリブも考えるとなかなか素人の方では難しいのではないでしょうか。

友人に対する負担が非常に大きい

何より大きなデメリットが、友人への負担が非常に大きいことです。司会者の方にもお席を用意するかとは思いますが、席についてゆっくり食事したり、写真を撮ったり、お酒を楽しむことはまず不可能です。 中座中でも常に時間と次の進行を気にしながら待機することになるので、披露宴中はほとんど落ち着く間もなく過ぎていくでしょう。大切な友人だからこそ、あなたの結婚式を楽しんでいただきたいと思っておりはずですが、この状態ではなかなか友人司会者は楽しむことはできません。 また負担が大きいのは当日だけではありません。司会者は進行について数度式場と打ち合わせをする必要が出てきます。式場がすぐ近くだったとしても休みの日や仕事終わりに何度も打ち合わせをし、修正をし、と考えると友人司会者に対する非常に大きな負担になります。

司会者を友人にお願いしても費用はそこまで安くない

実はこちらをメリットとして友人にお願いすることを検討している方も多いと思いますが、正直あまり金銭的なメリットはありません。確かに式場の司会者にお願いする場合は5万〜10万程度の負担がかかりますが、友人司会者にお願いすることになったとしても打ち合わせの費用は新郎新婦持ち、ご祝儀なしで謝礼(相場では数万、ご祝儀を受け取る場合は+ご祝儀分)、一人分の食事費用と飲み物代などなど見えない所で結構負担になります。

大切な友人には司会者ではなくゲストとして楽しんでもらうのが一番

友人司会者による結婚式は確かに素敵です。アットホームな披露宴、30人前後なら私も友人司会者でもいいかと思いますが、50,60を超えてくる結婚式披露宴の場合は正直な所プロにお願いするのが当日の進行もスムーズに進みますし、大切な友人に負担をかけることもなく楽しんでもらえると思います。
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