結婚式にサプライズを企む方は、新郎、新婦、両親、兄弟、友人ゲスト、残念ながら当日参加できなかったゲストの方々などは費用に多くの方がいらっしゃると思いますが、結婚式は念密に計画されたスケジュールの中で進行し、なおかつ多くのゲストがいる場で、お酒も入っている場もあります。ついつい夢中になりすぎて失敗してしまうサプライズも多くあります。是非これからサプライズをしようと企んでいる方は失敗例とポイントをしっかりと学んでサプライズの成功を目指しましょう。
本人たちは一生懸命だったのに悲しい結末になってしまった結婚式サプライズの失敗談
新婦から新郎へのサプライズムービーで
家族と極親しい友人だけをご招待した結婚式。そこに同僚を呼ばなかったことから新婦はサプライズでメッセージを集め、ビデオに編集。偉い人を含めて50人を超えるメッセージを集めて無事に上映されたものの、翌日から大喧嘩。簡単に言うとありがた迷惑だったらしいです。新郎は一人ひとりに御礼と謝罪のご挨拶を回らないといけないですし、公私をはっきり分けている方にとってはあまり嬉しい内容ではなかったのかもしれません。
フラッシュモブで大失敗
今やフラッシュモブによるサプライズは定番(?)というか憧れの壮大なサプライズ感はありますが、実はあまり人気じゃない様子。 新婦側も恥ずかしかったり、どう受け止めれば良いかわかないなどの声もありますが、フラッシュモブをされて号泣してしまい離婚を決意された新婦様もいらっしゃるとのことで・・・安易にフラッシュモブは実行に移さないほうが良いかもしれませんね。
友人代表スピーチでそのままサプライズ余興を開始し時間が・・・
こちらは友人編。予定では友人代表スピーチだけだと思っていたのですが、そこで友人が気を利かせてスピーチの後に予定外の余興を友人と開始、プランナーも止めるに止められず予定していた時間を大幅にオーバーし、その後の各演出時間の調整で大変だったという失敗もあります。
楽器演奏サプライズの失敗
こちらは想像できるかもしれません。歌や楽器、手品や芸などのその場でやるものについてはいくら練習してもなれない環境では失敗を0にはできません。別に余興した人達が悪いわけではありませんが、こういった失敗もありえるわけです。
結婚式でサプライズを成功させるためのポイント5つ
結婚式でサプライズするなら本人以外全員知らせるくらいの根回しを
結婚式のサプライズの掟ですが、サプライズの対象以外のキーマン、特に新婦新婦のどちらかとプランナーには必ず事前に伝え、しっかりと相談・時間の確保・流れの確認を行うようにしましょう。こちらをするだけで成功率が格段に上がるだけではなく、これをやらないとただの迷惑な意味でのサプライズになってしまいます。
新郎・新婦の好みをしっかりと確認
ついついサプライズを考え出すと、突っ走りがちですが、必ずしてほしいのは好き嫌いの確認です。フラッシュモブ事件もありましたが、彼彼女がそういったサプライズが好きかどうかしっかりとヒアリングする必要があります。本音が出やすいところで言うと2人がテレビを見ている時にサプライズについてやっている番組中に聞いたり、ネットニュースでみたとかなんとかで話題に出してみたりすることも可能です。 それが難しいのであれば、必ずサプライズ対象の同性友人の常識人に聞いてみましょう。どうしても男女では感覚的に違うこともあるので、男からしたらこれいいサプライズっしょ!と思っても女性からなし!と思われるかもしれません、是非友人の意見を聞いてみましょう。必ず役に立つはずです。
独りよがりにならないこと
もう一つのポイントは独りよがりにならないことです。つい突っ走ってしまいますが、サプライズの対象は本当に喜ぶのか、周りのゲストも楽しんでくれるのか、それについて冷静に考えるべきでしょう。どうしてもサプライズ対象者のことばかり意識するため、ゲストのことを置いてけぼりです。対象やゲストのことを考えたら下記のような内容は避けるようにしましょう。
- 下ネタ・無意味な裸
- 内輪ネタ
- 過去の恋愛の話
- グダグダの芸
サプライズは対象にするけど、ゲストみんなにも楽しんでもらうことを考えたら当たり前ですね。
結婚式サプライズで失敗しないための注意点は
改めてまとめさせていただきましたが、サプライズは喜びも大きいぶん、難易度が高かったり、失敗したときのダメージも大きいものです。「サプライズはやらないことが鉄則!」という話も聞いたことありますが、そこまでではないと思っております。しっかり関係者と打ち合わせをし、個人の好みを理解した上で、素敵なサプライズをやっていただきたいなと思います。