この記事をご覧頂いている方は結婚式準備で彼と喧嘩してしまったことが多いと思います。でも安心してください(?)、ゼクシィの調査によると約75%の方が結婚式準備中に喧嘩をしてしまったそうです。
つまり、結婚式の準備で喧嘩は誰しもが通る道。でも幸せを目指して結婚式を準備しているのに喧嘩なんか正直したくないですよね。そこで、今回は他の新郎新婦の結婚式準備中の喧嘩理由TOP3と喧嘩しないための方法・解決方法をご紹介します。
喧嘩する理由TOP3
それでは早速ですが、喧嘩する理由のTOP5を紹介します。以下調査データの数字は
ゼクシィカップルの本音通信を参照しています。
お金・費用について(34%)
まずいちばん多いのはお金・費用の問題ですね。お金のことでケンカが起きてしまう理由は2つあると思っています。
1つ目は2人でする初めての大きな買い物だということ。つまりお互いの金銭感覚のズレが出てきます。そこに男女の感覚の差が出てくるので、アイテム1つとっても「これに10万もかけるのはアホらしい」などの喧嘩になってきます。
もう1つは当初予定していたよりもどんどん費用が上がってくることからの圧迫感だと思います。当初は300万くらいで〜と考えていても、お車代やオプションの追加でどんどん費用がかかってきます。そこで予算超えているのにこんなオプション必要なの!?のようなケンカになっていきます。
お金のことで喧嘩しないために決めたい2つのこと
1つはお金の出処をはっきりすることです。それぞれ貯金がいくらあって、親からどのくらいの援助が見込めるのか前もってすり合わせをし、どれくらい結婚式に費用をかけることができるのか最初に決めましょう。その際に工面できるお金100%を予算にするのではなく、20%ほどをバッファにして工面できるお金の80%程度を予算にすると想定外の費用も余裕をもって対処できるでしょう。
もう1つは何を優先するか決めることです。結婚式にかかるお金は式場、ドレス、演出、飾り付け、指輪など多岐にわたりますが、その中で最初に優先順位を決めましょう。
もし予算をオーバーしそうになったら、最初に決めた優先順位通り、じゃあ優先度の高い式場を頑張って払う代わりにドレスや安いところで抑えようなどの話を冷静に行うことができます。
結婚準備の役割分担・関与(33%)
結婚準備の役割分担とかくとまさしく分担のような気もしますが、蓋を開けてみると「彼が結婚式の準備について手伝ってくれない。」ということ。結婚式のドレスにたいしても意見をくれないし、装花のことを聞いても興味なさそう、招待状のデザインを選んでくれない…などなど花嫁さんからの鬱憤を聞いています。
そういう態度をみていると、彼は結婚式に対しての興味が無いのではないか!なんなら私との結婚もどうでもいいと思っているのではないか!となりがちです。
しかし、結論から伝えると男性の多くは結婚式をしっかりやろうとおもっています。
むしろある観点では男性の方がちゃんと考えているかもしれません。「参加して頂くゲストや主賓、新婦の友人・親族に失礼のないようにしっかりとやろう。」という責任感は今までの新郎新婦のお話を聞いていると残念ながら男性の方がお持ちです。
逆に、ドレスや装飾、小物アイテムなどについての興味関心が薄いだけです。どっちが可愛いかなんてわかりません。
「どっちがいい?」といわれて「こっちかな?」と答えると、「えーそうかな?こっちのほうが可愛いよ」などの会話を2回でも繰り返したら彼は選ぶ手伝いをする気もなくなります。「じゃあ全部決めてくれ、俺は知らん」と。
役割分担や関与で喧嘩しないために
役割分担・関与で喧嘩しないためには、しっかりと任せる分野を決めることです。小物選びやペーパーアイテム選びを全て一緒にやろうと思うから喧嘩になります。
それなら小物やペーパーアイテムなど可愛いものは新婦が全部決め、新郎は意見を聞くくらいに最初から決めておき、各種申込みや業者との手続き、PCを使った作業などは新郎様におまかせしてしまうなど明確な役割分担をするのをおすすめします。※もちろんこれは例で、新郎新婦が逆でもいいです。
新郎がわからない・興味がない分野に巻き込んで喧嘩するくらいならもう任せてもらうほうが良いでしょう。
親問題・両家の意見(27%)
こちらの親問題は根深く、解決が難しいとされています。そもそも全く別の家族が一緒に結婚式をすること自体が非常に難しいことだと思います。それぞれ文化や常識、ルールを持っているため、意見が合わないのは当然です。
そういった場合は衝突しても仕方がないので、一番良いのは第3者の存在を立てることです。身近なところで言うとプランナーさんの意見を聞く(一番結婚式を見ているので、両家親族よりも結婚式に対する常識はわかるはずです)ことや会社の上司、先輩にアドバイスをもらうことです。
それぞれがどうするべきだと話てもぶつかるだけなので、「(信頼できる)○○さんもこう言っている。」ということを自分から自分の親に言うことです。コミュニケーションは片方に任せるのではなく、それぞれが自分の親と会話するほうがスムーズに事が進むことが多いです。
また新郎母がすごく口出しをしてきて新婦がゲンナリ…なんてこともよく起こります。
この場合は新郎のお力次第ですね…結婚式はもちろん新郎新婦がメインなのが現代流。しっかりと新婦通りの希望でやりたいということを新郎様から伝えてもらうべきです。もしこのような状況になっている場合はだいたい新郎が興味ないか、母親の意見が正解と思っているか、親に言えないかのどれかと思います。もし彼にガツンと言って治らない場合は奥の手があります。
そういった場合は「家族婚」と「1.5次会形式のレストランウェディング」など結婚式を2回にわけること。お義母様の意見を存分に反映させた家族婚を実現し、本当に自分のやりたい演出やドレス、会場はレストランウェディングのような形でご友人を招いてする新郎新婦様も多いです。それぞれを家族婚と会費制ウェディングにすることで費用も通常に1回分程度に納めることも可能です。
最後に:他人だということをわすれないで、お互い理解することを目指す。
いくら愛し合って結婚するとしても他人は他人です。物事を同じように感じることなんてまず無理です。しっかりとお互いがどういうことを考えているのか、何をしたいのか結婚式準備をきっかけに改めてパートナーのことを理解する時間にするのもいいでしょう。