結婚式のクライマックスの1つが新郎新婦から両親に向けた花束贈呈。
そのタイミングで記念品を両親に贈呈することも一般的になってきました。そして一般的になってきた分、いろいろな記念品のアイデアも。気になる結婚式の両親への記念品についての基礎知識と選び方をご紹介します。
結婚記念品の相場
「みんなのウェディング」の調査によると約60%が花束以外の記念品を。そして、記念品としては1〜2万円が30%と多数派だそうです。
ちなみにこちらは花束を覗いた金額です!結婚式の花束は8,000円前後のものになるので親への贈呈としては4,5万ほどになります。
しかし、あくまで自分たちの両親に対する感謝の気持ちを込めた記念品。無理に相場にあわせず、自分たちがこれなら喜んでもらえそうと思うものを選ぶことをおすすめします。
両親への記念品に熨斗(のし)は必要?
両親への記念品にも熨斗をつけましょう。熨斗の種類は結び切りの10本水切り、表書きは寿、名前は新郎新婦両名の名前を記載しましょう。
紐の部分を水引と呼びます。蝶結びと結び切りの2種類がありますが、蝶結びは解けることから何度あっても嬉しいこと(出産など)に、結び切りは一度結んだら解けないので結婚式に向いているとされています。
また、水切りの本数も決まりがあり、結婚式では10本のものを使用し、結び切りにすることで固く解けないこと(夫婦や家族がずっと結ばれている良い状態)を意味しています。
両親へ贈呈する記念品の選ぶポイント
せっかくなら形に残るもの・大切にしてもらえるもの
よく旅行券や生まれたときの体重と同じ重さのお米などを記念品としてプレゼントすることも人気ですが、私達としてオススメなのはずっと形に残るもの。
誕生から結婚、そして今後の記念品なので、せっかくならいつも使えるもの・見えるもの・飾れるものがオススメです。
実際に親の声を聞いてもお米などは消えてしまうので残念という声も…
両親の趣味嗜好にあうもの
いままで身近にいた両親へのプレゼントなので、趣味嗜好にピッタリあったものを選びましょう。
それこそランキングや人気の贈呈品にとらわれず親のことをしっかりと考えて選ぶことが重要です。
結婚式+記念品贈呈と嬉しいことが続きますが、その記念品のチョイスが自分の趣味嗜好にあっているものだと「わたしたちのことを考えて選んでくれたんだな」という喜びもあるでしょう。
結婚の記念ではなく、誕生・成長に対する記念
置き時計や生まれたときの体重を再現したくまのぬいぐるみ(ウェイトベア)があるように、今回の結婚に対する記念品ではなく、出産から子育て、そしてこれからを含んだ記念品です。
そこでは読まなくても改めてお手紙も一緒にくるみ、で感謝の気持ちを伝えるなどすると喜ぶでしょう。
記念品は自由度が高まっているからこそ、あなたらしいもの+親が喜ぶものを
記念品として売り出している商品はネットやカタログにたくさん並んでいます。
結婚式ではいろいろと決めるものが多いので、身内に甘えて記念品を考える時間をあまり取らない傾向がありますが、いまここで結婚式を迎えることができるのも親なくてはならなかったことなので、自分のドレスなどと同じくらい一生懸命選んでほしいと思います。