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結婚式の思い出の品ってなかなか処分できないですよね。大切な人たちの思いがつまっているぶん、すぐに捨てることはできませんし、かといって普段遣いができるものも少ないため、いたずらに部屋の空間を狭めているだけという方も多いのではないでしょうか。そこで今回の記事では、結婚式後に残りがちで保管方法にも困る三大アイテムでウエディングドレス、結納品、ご祝儀袋について、その処分方法について紹介していきます。再利用できるものはなるべく再利用して、捨ててしまうものも感謝の気持ちを込めて丁寧な手順を踏みたいですね。
あなたは結婚式の時に着たウェディングドレスを、どうしていますか? 思い出にと思って保管している人も多いですが、意外と場所を取りますよね。どうせもう着ないのなら、買取してもらうというのも一つの手です。
出張買取、宅配買取、店舗買取と3つの選択ができる買取サイトも増えてきましたね。自宅で完結できるのも便利。注意点としては、自分のドレスが買い取り対象かどうかをチェックすることを忘れずに。
ウェディングドレスは、人生で一度しか着ないもの。 思い出は写真に残して、現物はぜひ買取ってもらいましょう。 何かとお金のかかる新婚の時期の助けにもなりますし、ドレス自体もクローゼットの奥底で眠らせず有効に使ってもらった方が喜びそうです。
結納の儀式の際に、両家で取り交わす結納品。婚約のしるしとして、長寿や子孫繁栄など大切な意味が込められており、いただいた後もぞんざいに扱うことはできません。結納式でいただいてから結婚式当日までは、床の間のある和室に飾り、「松竹梅高砂」または「鶴亀松竹梅」の掛軸を掛けるのが正式なやり方。ただし、式が終わった後にどうしたらいいかは特に決まっていません。 結納品は日常的に使うシーンがあるものは少ないため、保管には困ってしまいます。現在の住宅事情では、伝統的なやり方で飾っておくことも難しいため、それぞれ適宜工夫して飾り、ある程度の期間がすぎたら処分をするのが普通です。場所を取ることもあり、多くの場合は式後2、3日飾った後は片づけてしまいます。消費するものは消費し、保管するものは箱に納めて、不要なものは処分します。処分する際には、神社に納めて「お焚き上げ」をしてもらうのが基本です。その際、寸志として少額でよいので金銭を納めましょう。 結納品の中でも、処分していいのか迷ったり、再利用できる品物もありますよね。そういったものを品目ごとに具体的に見ていきましょう。
・水引:豪華な装飾として羽子板などに再利用できます。羽子板は、床の間に飾ったり、縁起物として初正月のお祝いに使用できます。
・目録:結納品の明細書。それほどかさばるものでもないので、記念として保管しておいてもいいでしょう。
・熨斗(のし):熨斗そのものの再利用は難しいかもしれません。付随する水引き飾りは装飾として再利用できそうです。
・末廣(すえひろ)…中身の白扇子は、慶事の挨拶に使用できます。
・志良賀(しらが)、友白髪(ともしらが):麻が束ねられているため、家の新築や増改築のときに使用できるので保存しておいてもいいでしょう。
・するめ、こんぶ、かつお節:食べられます。早めに取り出して消費しましょう。 ・お酒:早めに使いましょう。結納の食事の席で振舞ってもOKです。
・高砂人形、福槌可愛い見た目ですし、夫婦円満と長寿の象徴なので、そのままの状態で家に飾っておくのがおすすめです。
・小槌(こづち):新婦の嫁入りの際の結納品ですが、金運の縁起物です。お金や通帳などをしまう場所に一緒に置いておくと福が貯まると言われています。 ・敷物:子供が生まれた後に節句飾りの敷物に使えます。
・結納箱:結婚後に衣装箱として使用できます。特に布張りのものは貴重で、処分するのはもったいないかもしれません。
・風呂敷:普通の風呂敷として使用できます。
用意してくれた方々の気持ちがつまっていると考えるとなかなか捨てられないご祝儀袋ですが、数が多ければそれだけかさばりますし、使う機会もありません。ただタンスのスペースを埋めているだけの状態になっている方が多いのではないでしょうか。 思い出の品ですから、処分するにしても、感謝の気持ちを込めてあげたいものです。
例えば一年や二年などある程度の期間保存した後は、写真に保存したという方、ごみ袋にむき出しで入れるのではなく、きれいな袋にまとめて処分したという方もいらっしゃいます。ゴミとして処分するのに抵抗があれば、神社などでお焚き上げしてもらうのもいいでしょう。
一生に一度しかもらえないものをただ捨ててしまうだけではさみしいという方のために、ご祝儀袋を再利用・リメイクする方法についても紹介していきます。お年玉のポチ袋や箸袋、巾着など、特別な用途に使う袋状のものにしてしまうアイディア。祝儀袋は珍しい柄や彩り豊かなデザインのものが多いので、お正月やクリスマスなど親戚が会するおめでたいイベントの時にはぴったりです。袋状のもの以外にも、水引やお正月飾り、アルバムやしおり、ブックカバー、髪飾りの装飾などに使用することもできるかもしれません。 また、自分が結婚式に呼ばれたときに、祝儀袋として再利用するというアイディアもあります。人からいただいたものを転用することに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、一度使ったきりでそのままにしてしまうよりは、何度も使ったほうがご祝儀袋自身も喜んでくれるのではないでしょうか。