知ってるだけで4倍感動！ファーストバイトの意味と隠れた4つの言い伝え

結婚式披露宴で定番の演出であるケーキカットとファーストバイト。プランナーさんとの話し合いでも「ケーキ入刀とファーストバイトやりましょう」と提案されるよりも既にやる前提で進行が組まれていたりもするくらい人気の演出です。しかし、その分ファーストバイトの意味をしっかりと理解している方は少ないのではないでしょうか。

ケーキ入刀＆ファーストバイトをするタイミング

ケーキ入刀とファーストバイトの演出は皆さんが行う鉄板演出ではありますが、実施するタイミングに決まりはありません。

乾杯挨拶前

ケーキ入刀を乾杯挨拶に行う場合もあります。乾杯挨拶前に行うことによって、みなさんからの注目を浴びることができます。ケーキ入刀とファーストバイト演出にお力を入れたい場合はおすすめですが、その後の進行が遅くなり食事のスタートが遅くなる傾向があります。お昼時などちょうどお腹が空く時間帯の披露宴の場合は避けたほうが良いかもしれません。

披露宴の中座前の食事中

一般的なのはみなさんが食事・歓談をしているタイミングでのケーキ入刀＆ファーストバイトです。お友達はケーキ入刀やファーストバイトの写真撮影に集まり、主賓や親族はゆっくりと余興として楽しみながらご飯を楽しむことができます。ケーキ入刀は中座後でも可能です。でも工夫も必要です。

ケーキ入刀＆ファーストバイトは中座後でも

食事が落ち着いてきたタイミングで、そろそろデザートというタイミングで行い、そのままゲストにデザートビュッフェスタイルを楽しんでいただいたり、デザートをお配りしても良いですね。ただ、ケーキ入刀→切り分けの時間はないので、入刀用のケーキと皆様に楽しんでいただくためのケーキは別のものを用意する必要があります。

ファーストバイトの由来や意味

ファーストバイトの由来は古来から行われている欧米文化から日本にやってきたもので、元々は「悪魔は甘いものが嫌いだから魔除けでケーキを食べる」などの言い伝えがあります。ケーキシェアリングやケーキイーティングなどと呼ばれることもあります。

いま日本で行われているファーストバイトの意味合い

ファーストバイトの「バイト」はかじるという意味がありますので、直訳すると「初めてかじる」セレモニーになります。ちょっとこれだけではわけわかりませんね。中身のセレモニーの意味としては、最初に新郎から新婦へのケーキを食べさせ「一生食べるものに困らせないよ」という誓い。その次に新婦から新郎へ「一生美味しい料理を作るね」という誓いになります。

ファーストバイトに隠れた言い伝え

実は先程ご紹介させてもらった新郎からと新婦からのそれぞれの誓いですが、その他にも隠れた意味や言い伝えがあるので、ご紹介させていただきます。

ケーキにのった果物の数は子供の数

結婚と子供は関係が深いものですが、ファーストバイトのときの「果物の数は子宝に恵まれる数」という言い伝えがあります。欧米ではお子さんが沢山欲しい人はベリー系など小粒のフルーツをたくさん使うケーキを用意するカップルも

ケーキの大きさは愛情の大きさ

新婦から新郎へのファーストバイトがとても食べ切れる量ではない時がありますが、それは愛情の大きさの証です。昔から愛情が大きければ大きいほど、ケーキが大きいと言われているそうです！ビッグスプーンを使うのもただ、見た目が派手なだけではないんです。

上手く食べさせられたほうが主導権を握る

ファーストバイトで上手く食べさせられたほうが家庭の主導権を握ると言われています。あくまで言い伝え・おまじないに近いもので根拠は定かではないですが、主導権を握っていきたい方は上手く食べさせられる用に意識しましょう！

木のスプーンは料理が上手に？結婚生活が幸せに？

ファーストバイトとは少し離れますが、スプーン関連では気のスプーンを新生活のキッチンに置いておくと料理が上手になる！結婚生活を幸せにおくれる！などの言い伝えがヨーロッパにはあるそうです。木のスプーンも最近では人気アイテムとしてラインナップがありますが、ファーストバイトで使用し、そのまま新居のキッチンに飾ると幸せになれそうですね。