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結婚式では使用を控えるべきとされる『忌み言葉』があることをご存じですか？
普段の会話でごく自然に使うような言葉や言い回しも、結婚式の場では『忌み言葉』として避けるべきとされることがあります。
おめでたい場で忌み言葉を使ってしまうのはとても縁起が悪いことなので、結婚式でスピーチを頼まれたり、お祝いの言葉を送る時などは注意が必要です。
お祝いの場に水を差さすことがないよう、結婚式のマナーとして忌み言葉と言い換え例をしっかり頭に入れておくと良いでしょう。
そのような場では人の不幸、不吉、物事の終わりを連想させる言葉は禁物です。
相次ぎ、飽きる、浅い、焦る、褪せる、生きていた頃、忙しい、痛い、おしまい、落ちる、衰える、終わる、欠ける、悲しむ、枯れる、九（く）、崩れる、消す、壊す、最後、冷める、去る、四（し）、 ～してしまう、死ぬ、しめやかに、捨てる、葬式、絶える、散る、倒れる、弔う、とんでもない、流す、無くす、亡くなる、涙、冷える、病気、降る、仏、ほどける、滅びる、負ける、短い、病む、破る、敗れる、割る、悪い、など。
結婚式は二人が結ばれる場ですから、その真逆の別れを連想させる言葉は避けるべきでしょう。 離婚を連想させる言葉の他、結婚生活の短さを連想させる言葉にも要注意です。
離婚を連想させる言葉
失う、終わる、返す、帰る、切る、切れる、断る、裂ける、去る、捨てる、出す、逃げる、放す、離れる、ほころびる、ほどける、戻る、離縁、離婚、別れる、など。
結婚生活の短さを連想させる言葉
短い、冷める、切る、カットする、縮まる、など。
夫婦関係の悪化を連想させる言葉
再婚を連想させる言葉
重ね言葉とは、同じ言葉が繰り返されたもののこと。
結婚は何度もせずに一度決めた相手と一生を添い遂げるべきという考え方から、繰り返し、つまり再婚を連想させる言葉はNGになります。
相次いで、いろいろ、いよいよ、かえすがえす、 重ねて、重ね重ね、返す返す、くれぐれも、しばしば、重々、たびたび、たまたま、だんだん、ぜひぜひ、次々、時々、どんどん、日々、ますます、またまた、まだまだ、みるみる、皆々様、もう一度、わざわざ 、 など。
ただし、「どんどん、だんだん、日々、ますます、いよいよ、みるみる」などの重ね言葉は、後ろにいい意味の言葉が続くのであれば、あまり気にしなくても良いという見方もあります。
意外かもしれませんが、「、」「。」などの句読点も結婚式にふさわしくないとされています。これは、句読点が終わりや途切れを意味するからです。
最近は招待状の返信やムービーなどで言葉を文章にするときについ使いがちなので、気をつけてください。
また、友人の結婚式でスピーチをするのに手紙を書いて、当日それを読んだら本人に渡すということも多いですが、この手紙にも句読点はつけない方がベターです。
「つらい、苦しい、頼りない、頑固」などのようなネガティブな言葉は、聞いている側が暗い気持ちになってしまう可能性があります。
スピーチをするときなど、「新婦の〇〇さんは、少し頼りないところもありますが」などの表現をしがちですが、「とても優しい」など、肯定的な言い回しに言い換えるとより良いスピーチとなるでしょう。
結婚式は幅広い年齢層の方が出席されています。またご両親やご親族が皆様揃っている場でもあります。
新郎新婦の友人代表としてスピーチする際も「ヤバい、ウザい、ぶっちゃけ」など、くだけすぎた言葉遣いも結婚式では避けましょう。
最近では忌み言葉を細かく気にする人は減ってきています。
しかし、結婚式というのは親族や会社の上司など、年配の方もたくさんいらっしゃいます。
そうした方たちの中ではまだこうした言葉をひどく嫌う人もいます。
「気にしすぎ」なんて思わず、言わないに越したことはないと思って気をつけましょう。
文章を打ち込むだけで、忌み言葉を一発でチェックしてくれる便利なサイトもありますので、ぜひ活用してみてくださいね！
素敵な文章で、結婚式をさらに盛り上げてください♪
