ブライダルフェアに行きたいけれど、二人そろって出かけられる時間がない。
スケジュールがなかなかあわず、このままでは会場が決まらない。共働きが当たり前の昨今では、そんな新郎新婦も増えています。
そこで今回は、「ブライダルフェアって一人で行ってもいいのかな?」と悩んでいる方の、疑問を解消するための情報をご紹介していきます。
お一人様は平日夕方のブライダルフェアが狙い目!
基本的に、
「新郎新婦二人そろっての参加のみ可」とされているもの以外であれば、ブライダルフェアは一人でも特に問題なく参加ができます。
問題は、周りがみんなカップルできているのに自分だけ一人だと気まずいし恥ずかしいという点ですよね。そこでおすすめしたいのが、平日の夕方に開催されるブライダルフェアです。
この時間帯は新郎新婦の両方とも仕事を早く上がることができず、どちらかだけで来ているパターンが多いもの。そのため一人で参加しても他にも同じような人がいて「自分だけ一人」という状況になりにくいため、おすすめです。
一人で土日のブライダルフェアに行くなら模擬挙式を選ぶ
平日の夕方は仕事で忙しくなかなか参加できない場合、土日に開催されている模擬挙式に参加するタイプを選びましょう。会場内をあちこち移動するタイプだと一人が目立ちますが、模擬挙式ならずっと座っているだけ。基本的に移動がなくずっと正面を向いているので、一人でも二人でもあまり変わりません。
ただし、披露宴もセットのタイプは避けた方が吉。テーブルで自分だけ一人で、他のお客さんがカップルで楽しそうにしている様子を眺めることになるかも。
同じ理由で、試食会がついているものもあまりおすすめできません。
試着可能なブライダルフェアも、一人では行かない方が良いですね。周りはカップル同士で楽しくドレスを着ているのに、自分だけ見てもらう人がいないというのはやはり悲しいものです。
「一人参加歓迎」のブライダルフェアも
最もおすすめできるのは、「一人参加歓迎」と紹介されているブライダルフェアです。こうしたフェアはそもそもお一人様をターゲットにしていることもあり、プランナーさんや営業さんがしっかりついてくれています。
また、そういったアピールしているフェアはお一人様が集まりやすいので、自分以外にも一人で来ているお客さんがいるもの。そのため自分だけ目立つことはなく、気まずい思いをせずに参加できます。
一人でブライダルフェアに行く場合の準備
相手がブライダルフェアに行けず一人で参加する場合は、フェアごとにどんなところに
注目するのかを事前に決めておくといいでしょう。
例えば写真を撮る場所一つをとっても、「ここからの風景を見ないとよくわからない」など、変わってくるものです。
結婚式のイメージも、ある程度固めておくとベターです。たとえば見積もり一つとるにしても、式場のどの会場がベストかを考えるにしても、ゲストの人数がわかっていないと難しいんです。
だから、お互いどのくらいのゲストを呼ぶのか、アレルギー対応が必要なのかなどを決めておくといいでしょう。
どうしても一人が嫌なら親や友人と行ってみて
一人でブライダルフェアに行くのはどうしても嫌だという場合、親や友人を誘ってみましょう。ただし、この場合は事前に式場側に確認が必要です。特に親は参加ができても友人は不可ということは多々あります。
親と一緒に行くなら、試着があるブライダルフェアがおすすめ。相手や友人は、どうしても気を使って「似合っていない」とは言えないもの。しかし血のつながった親子だからこそ、似合っていない場合ははっきり言ってくれるでしょう。その場合、写真に収めてぜひ相手の方にも見せてみてください。
友人を連れていく場合、すでに結婚式を挙げた方がおすすめ。未経験の自分では気が付かない、意外な視点から式場を評価してくれます。また、予算に関しても「このクオリティでこれは高い」など、経験者としてのアドバイスをもらえるでしょう。
ブライダルフェアは一人参加ならではのメリットも
ブライダルフェアに行くと、多かれ少なかれ契約を迫られます。そんなとき一人であれば、「今自分だけでは決められないので、帰って相手と相談します」ということができます。
こうした返事であればそれ以上突っ込まれることはほとんどありません。 さらに予約の際に一人で行く旨を事前に伝えておくと、式場の方が気を使ってくれて営業さんやプランナーさんがしっかりついてくれることもあります。
反対に、一人客だと分かった突端に対応が冷たくなる式場も、残念ながら存在します。しかし、そうした対応力しかないところには、こちらとしても頼みたくないですよね。そうした本質・本性を垣間見れるのも、ある意味一人参加のメリットだといえるでしょう。
思い切って一人でブライダルフェアに行ってみよう!
調査によると、一人でブライダルフェアに参加する方は全体の約8%だそうです。割合で言えば、6組集まるフェアであれば1組はお一人様がいるということ。そう考えると、意外といける気がしてきますよね。
一生に一度の結婚式ですから、会場選びは慎重に吟味したいもの。「一人だときまずいから」と妥協せず、気になったブライダルフェアは積極的にどんどん足を運んでみましょう。