結婚が決まるとバタバタいろんなことが決まっていきます。数か月後に結婚式を決めた方は結婚式が終わるまでずっと忙しい毎日となることでしょう。
女性は男性よりも結婚式に対して知識を持っていることが多いのは、夢をもち興味があるからだと思いますが、男性はどうでしょう。今、新郎バイブルのような雑誌も発行されていますがやはり男性は結婚式をするまでに自分の役割をきちんと理解し心構えをする必要があります。素敵な結婚式と円満な新婚生活のためにおさえるべきポイントとは・・・?
結婚式の完成度&奥様の満足度は新郎次第?
予算だけの会話はNG
結婚式の打ち合わせでは自分たちのイメージに合わせてたくさんのアイテムを二人で選んでいかないといけません。結婚式の契約当初にもらっていた見積もりの金額よりも高価なアイテムは山のようにあります。
どれも素敵・・・「ねぇあなたはどっちがいいと思う?」
打ち合わせの中で何度も聞かれる会話です。このときやってはいけないのは“安い”という理由だけでアイテムを選ぶことです。彼女も予算をおさえたほうがいいことはわかっています。それでも安いアイテムを即決しないということは理由があるからなんです。“安い”方のアイテムが二人にとって本当に良いこともあります。そのときは“安い”ことを理由にするのではなく、それ以外にそのアイテムを選ぶ理由を探してみましょう。きっと彼女の心に届くはずですよ。
男性ならではの視点でアドバイスを
結婚式は彼女の好きなものを選ばせてあげたい。とてもよい心掛けだと思います。でもよく考えてください、ゲストには男性もいるのです。彼女の視野だけでは男性のゲストに行き届かなくならないか、男性の視野で冷静に考え彼女へアドバイスができると、新郎としての役割をきちんと果たせているといえそうですね。
自分のこだわりも取り入れて
結婚式は女性のためのものだから・・・と自分の好みを口にせず、自分のアイテムにはまったく頓着しない新郎を見かけることもあります。これはダメではないのですが、新婦が一人で準備をしているようなさみしい気持ちになってしまう可能性があるので注意です。一昔前とは違い、結婚式は二人で作り上げる時代です。自分の着るタキシードは「一番安いやつでいいです」ではいくら新婦が着飾っても素敵な結婚式にはなりません。自分の好きなもの、二人の好きなものを取り入れながら男性も結婚式準備を楽しむ気持ちが彼女の満足にもつながるものなのです。
基本は半歩後ろから見守る
自分のこだわりも取り入れることが大切と述べましたが、あくまで女性を主体にさせてあげることを忘れてはいけません。まだドレスが決まっていないのに自分の衣装合わせを優先させたり、彼女がどうしてもチョイスしたい装飾を頭からけなしたりすることはやめましょう。新郎とは結婚式準備における新婦の一番の相談相手であり、味方でなくてはなりません。
結婚式準備が新婚生活を決める!
結婚式の恨みは一生・・・
だいたいのカップルは結婚式の準備をする頃は新婚であり、まだ夫婦として行動するリズムが出来上がっていないことが多いでしょう。ですからこの結婚式の準備がうまくいかないと「私たち本当は相性がよくないんじゃないのかしら?」や「こんな人だと思わなかった」などよくない空気になってしまうことだってあります。
現に結婚式の日取りがきまってから結婚式までの離婚は一割という会場もあるくらいですから、準備期間のコミニュケーションは重要なのです。女性は忘れません。
「結婚式の準備の時私は徹夜したのにあなたは寝ていた」とか
「本当はもう1ランク上のブーケを持ちたかった」とか。
男性に比べると根に持つことが多いのが女性。結婚20年、30年たっても結婚式の思い出の一つとして(?)いわれ続ける可能性が高いことでしょう
結婚後の家事を不安にさせてしまうかも
結婚式の準備は会社でいうと一つのプロジェクト、家庭でいうと家事によく似ています。結婚式の準備を彼女だけに任せてしまうと、近い将来家事をすべて任されて負担が大きくなってしまうのではないかと考えられてしまうことは想像するに難しくないでしょう。今は男性も家事ができないことは恥ずかしいとされる時代です。「仕事が忙しい?」では仕事が忙しくない時期に結婚式の日取りを変えましょう。それくらい一緒に準備をすることは大切です。
一生に一度の「新郎」体験の意味を理解し、楽しむ!
新郎ってなんでしょう。
- 結婚式の主役
- “お嫁さん”の隣に並んでいる人
- 今までお世話になったゲストに感謝を伝えたい人
- これまで新婦を支えてくれた人に挨拶したい人 Etc・・・
やりたくもない結婚式につきあってやってるとか、とりあえず言われたとおりに一日過ごせばいいか、なんて考えるのは本当にもったいない!私自身たくさんの結婚式を見てきましたが、決まって皆「最初はやりたくなかったけど、やって本当に良かった」と言います。自分のセレモニーとして自分のやりたいようにやれるのは結婚式だけなのではないでしょうか。その結婚式を成功させるかどうかは新郎にかかっていますよ。
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