大切な友人の結婚式で、「スピーチをしてくれないか?」と頼まれるケースはありますよね。
これはとても光栄なことですし、引き受けたのであれば心温まるスピーチができるよう努力すべきでしょう。ただ、スピーチの経験がない人にとっては、どのように対応したらいいかよくわかりませんよね。
基本的には、手紙形式でスピーチをするのがオススメです。そこで、この記事では手紙形式にするメリットをご紹介しましょう。
手紙形式でスピーチをするメリットとは?
「手紙って何かダサくない?」「いちいち手紙に内容を書くのが面倒!」
特に男性の場合は手紙は新婦友人が行うものだというイメージをお持ちの方も多いですね。
このように思う人もいるでしょう。しかし、手紙形式を選ぶことのメリットはたくさんありますよ。
スピーチの内容を忘れても心配ない!
スピーチの内容を完璧に頭に入れたと思っていても、いざ自分がスピーチする番になった時に、忘れてしまう可能性はあるでしょう。
スピーチの際は、新郎新婦だけでなく、ゲストの視線も集めることになりますので、頭の中が真っ白になってしまったとしても不思議ではありません。
それに対し、手紙に内容を書いておけば、本番もそれを読みながらスピーチをすることになりますので、暗記しておく必要は全くないということですね。
想定通りのことを伝えられる
スピーチの内容を直前まで覚えていたとしても、緊張感により、大切な部分を省いてしまったり、飛ばしてしまう可能性があります。そうなると、感動も半減しますよね。新郎新婦としても、複雑な気持ちになってしまうと思います。
手紙形式であれば、書いてあることを読むだけですので、想定した通りのことを伝えられます。新郎新婦にとって大切な舞台が結婚式ですので、その場で、友人としての想いをしっかりと伝えることが重要ですね!
想いの形としてプレゼントできる
友人からのスピーチによって、新郎新婦に感動を与えることができます。ただ、結婚式を終えて時が経っていけば、友人がどのようなスピーチをしたのか忘れていってしまうでしょう。友人としても、それは少し寂しいですよね。
その一方、手紙であれば、スピーチ終了後にそれを新郎新婦に渡せます。「想いの形」を渡すことになりますので、良い記念品として残してくれることでしょう。
手紙形式にする場合の注意点について
手紙形式でスピーチをすることのメリットはたくさんありますが、注意点もあります。そこで、この節では2つほど注意点を取り上げていきます。
前日に手紙を書くのは控えるべき?
「すぐ書き終わるから、考えるのは前日でいいや!」という考えの人もいますが、これはやめた方がいいでしょう。
1日程度では、手紙の内容をまとめるのが少々難しいです。また、前日の夜に書くとなると、感情的になりすぎてしまい、とても違和感のある手紙になってしまう可能性があります。
手紙の内容を整理する意味でも、3日~4日前くらいには書き終え、複数に渡り推敲することをオススメします。
練習をきちんとすることが大事
「手紙を読むだけだから練習は必要なし!」という人もいますが、この考え方も禁物です。なぜなら、結婚式の会場にいる人々からの視線を集めますので、「下を向いて手紙をガン見しながらスピーチをする」という姿が違和感に写る可能性があるからです。
したがって、ある程度の時間をかけて練習をする必要があるでしょう。姿勢や読み方など、練習すべき部分は多くありますね。
まとめ
結婚式では、余興やケーキ入刀など、いろいろなことが行われます。その中でも、「友人からのスピーチ」というのは重要な意味を持ちますよね。そのため、任された友人としては、結婚式の雰囲気を悪くしないように気をつけながら、素晴らしい内容の手紙を読む必要がありますね!