結婚式に招待されたのに出席できなかった場合、電報を送るといいでしょう。せっかく送るなら、サプライズで思い切り喜ばせたいですよね。そこで今回は、電報を送るときのポイントをご紹介します
サプライズの方からの電報を送る
「まさかこの人から」と思える方からの電報は、式を盛り上げるいいサプライズになります。
亡くなった方からの電報を送る
近しい人で亡くなった方がいたら、天国からのメッセージとして送るといいですね。新郎新婦の祖父母や両親からという設定で、兄弟が考えた電報が届いた式は感動に包まれました。
もちろん、友人からでもいいでしょう。きっとあの人は式に出たかったはずだと思える方がいるなら、ひと工夫してみてください。
新郎や新婦が自ら相手に電報を送る
実は、新郎新婦が自ら電報を送ることもあります。相手への感謝の気持ちやこれからの誓いなどを、みんなの前で発表すると会場は大盛り上がりに。きちんとしたプロポーズ
できていないカップルでは、新郎が電報を通じて改めてプロポーズするのもおすすめ。
プレゼント付きの電報はいいサプライズになる
電報というとメッセージを送るイメージですが、それだけではなくプレゼントがセットになったタイプも主流になってきています。
お花とセットで電報を送る
ただ電報だけを送るよりも、お花とセットにした方が華やかで喜ばれるでしょう。電報にお花をつけることは多く、会場の賑わいにもなるので新郎新婦から喜ばれます。お花屋さんで電報を付けることもできますし、電報を扱うサイトからお花をつけることもできます。
バルーン電報は個性が出せる
電報と一緒にバルーンがセットになったタイプも人気。バルーンの形に、個性が現れますね。何を送っていいかわからないという方におすすめなのは、ハート型。無難な形ですし結婚式にぴったりです。他にはお花型やディズニーキャラクター、天使の羽などがあります。
テディベア電報はかわいさ満点
新郎新婦のかっこうをしたテディベアは、電報につけるととってもかわいいですね。タキシードとウェディングドレス姿のベアは、雑貨屋さんやオンラインショップで売っていますし、そもそも電報とセットで送れる商品もあります。
スイーツ電報でおいしくお届け
「電報に食べ物?」と驚きかもしれませんが、最近はスイーツ電報が流行っているんです。今インスタ映えすると人気なのが、マシュマロの電報。大きめのマシュマロひとつひとつに「結婚おめでとう」などという文字がプリントされているタイプです。他にもマカロンやクッキーといったものもあるので、新郎新婦の好みのお菓子をリサーチしておくといいですね。
おめでたい電報にはシャンパンを
結婚式というおめでたい席には、やっぱりお酒がぴった
り。電報と一緒にシャンパンを送って、新郎新婦に喜んでもらいましょう。事前に式場の方に連絡して二人にふるまってもらってもいいですし、家に帰ってからゆっくり飲んでもらうのもいいですね。
電報を送るときの諸注意
おめでたい席での電報ですからこそ、気を付けたいポイントがあります。
忌み言葉と重ね言葉
結婚式では、忌み言葉と重ね言葉は避けるのがマナー。忌み言葉とは、「切る」「別れる」「離れる」といった縁起の良くない言葉です。こうした文言を使わないように、「部署が離れて……」は「違う部署になって……」、「進学して別の道を歩み……」は「進学してお互いの道を歩み……」など、言い換えるようにしてください。
重ね言葉とは、「くれぐれ」「ますます」など、同じ言葉を重ねるもの。結婚式は一回きりのことで、何度もあるというのは縁起が悪いですよね。だからこうして複数回を連想させる言葉は避けましょう。
失礼な笑いはNG
仲のいい相手だと「いじり」として、ついつい失礼な内容を書いてしまいがち。しかし当日は二人の親族や会社の上司もこの電報を聞くことになります。本人は笑って聞いてくれても、周りの人からは「失礼だな」と思われてしまうので、そうした笑いは狙わないでください。
身内ネタは控える
電報は結婚式に来ているゲスト全員が聞くことになります。だから、あまりに身内なネタは書かない方が無難です。電報自体それほど長くないのでよくわからない部分もさらっと聞き流してもらえるとは思いますが、どうしても必要な内容でないならあえて書かなくてもいいでしょう。
電報でお願いするといいサプライズに
電報の中で「新郎は新婦のことを愛しているとみんなの前で宣言してください」「新婦は新郎の好きなところを3つ発表してください」など、ちょっとしたお願いを書くと盛り上がります。まさかそんなことをすると思っていなかった二人にとってはサプライズですが、照れながらも応じてくれることが多数です。
サプライズの電報で会場を盛り上げよう
結婚式の電報は、二人と会場を盛り上げるいいきっかけになるもの。通り一遍の内容でもおめでとうの気持ちは伝わりますが、せっかくならこうした工夫をしてみると喜んでもらえそうです。