結婚式では新郎新婦が主役ですが、両親も重要な位置づけになります。
両親としてすべきことは多くあり、その一つが挨拶回りです。関係者に対してきちんと挨拶することは大事ですので、できれば忘れないようにしましょう。
ただ、式場への入り時間や、挨拶回りのポイントなどは意外と知らないものですよね。そこで、その辺りを含めてみていきましょう。
披露宴での挨拶回りは必ずすべき?
挙式~披露宴を通して、新郎新婦の両親がすべきことは多いです。そのため、挨拶回りをしっかりとできないケースもあるでしょう。
「あ、あの人に挨拶するの忘れた…」と落ち込んでしまうこともあると思いますが、結論から言って挨拶回りをするのは絶対ではないんです。そのため、あまり落ち込む必要はないでしょう。
ただ、多くのケースでは披露宴において挨拶回りが行われていますので、できればしておくことをおすすめしますよ。
どんな人々に挨拶したらいいの?
挨拶回りというと、会場にいる人全員に挨拶をすべきだと思ってしまうかもしれませんが、自分の親族についてはゲストではなくホストという位置づけになりますので、わざわざ挨拶をしに行く必要はありません。となると、挨拶すべき人々は以下の通りです。
「一人一人に挨拶するのは大変では?」という声もあるでしょう。
確かにそうですね。基本的に、会場のテーブルに座る人々は、グループごとにまとめられるケースが多いです。
「友人テーブル」「同僚テーブル」といった感じですね。
そのため、例えば挨拶のために友人テーブルを訪れたのであれば、そのテーブルに座っている人全員に対して軽く挨拶をする程度でもOKです。このやり方であれば、多少は負担が軽くなりますね。
挨拶回りにおける注意点について
挨拶回りをするにあたっては、いくつか注意点があります。マナー違反になってしまうと問題ですので、気をつけなければなりませんね。
タイミングはケースによって違う?
披露宴におけるどのタイミングで挨拶回りをすべきかというのは重要です。
例えば、食事中の挨拶回りについては、会場によっては適切でないことがあるんです。
自由に会話を楽しむような時間があれば、その時に挨拶回りをすればいいわけですが、披露宴の流れについてもケースによって違うことがありますので、何とも言えませんね。
ですので、いつ頃のタイミングで挨拶回りをすればいいのかについて、スタッフに確認しておくといいでしょう。披露宴の流れを把握しているスタッフであれば、教えてくれるでしょう。
挨拶では無難な話題を選ぶべき?
ゲストに対して挨拶をするとなった時、話題をどうしようか考えますよね。
ゲストによって「話してほしくないこと」は違いますので、ゲストへの配慮なしに話題を振ってしまうのはマズいです。
ゲストが気分を害してしまうかもしれませんね。そのため、当たり障りのない無難な話題を振るようにしましょう。天気の話やどんな関係の人か伺ったり、普段良くしていただいているお礼など無難な話題はいくらでもありますね!
挨拶前にお酒を飲みすぎてはダメ?
披露宴では、当然お酒が振舞われます。そのため、挨拶回りをする前にお酒を飲むケースもあるでしょう。
ただ、あまり飲みすぎてしまうと、きちんと挨拶できなくなってしまう可能性があります。
ベロンベロンの状態で挨拶をされたら、ゲストは戸惑ってしまいますね。そのため、あまり飲まないようにしましょう。
まとめ
気配りがきちんとできる両親であれば、ゲストの人々も気持ち良くなります。そのため、余裕があれば丁寧に挨拶回りをしてみてはいかがでしょうか。ただ、マナー的に問題があったりすると、かえってゲストの心象を悪くすることになってしまいます。そのため、タイミングや挨拶の内容など、踏まえるべきところはきちんと踏まえておいた方がいいでしょう。