招待状のこと考え始めると、いよいよ結婚式が現実的になってきたと感じますよね。
招待状は結婚式の始まりです。
センスを活かしてゲストがワクワクするものを手作りしましょう。
また、招待状はゲストが1番に目にする新郎新婦からのおもてなしですので、失礼のないよう慎重に進めなくてはいけませんね。
手作りアイテムと言えば、ペーパーアイテムを思い浮かべるのではないでしょうか。
ですが、招待状の何をどこまで?と疑問に思っている花嫁さん。招待状は手作りを含む複数パターン存在します。今回はそれぞれの費用・コストと特徴などのポイントを全てお伝えいたします。参考にしていただければ幸いです。
手作り招待状や他の招待状の制作スケジュール
結婚式前は新郎新婦様、非常に忙しいので招待状に限らず早め早めに準備していくことが満足度の高い式を実現するために大事なことです。
- 「結婚式4カ月前」 ご招待したいゲストを決める&招待状のサンプルを見る
- 「結婚式4~3.5カ月前」 住所録作成。手作り手段を決める
- 「結婚式3.5~3カ月前」差出人と文面を決める。※手作りの場合は一度このタイミングで数人分完成させることをおすすめします。もし失敗してもまだなんとか挽回できます。
- 「結婚式2.5カ月前」 最終確認・印刷。完成
- 「結婚式2.5~2カ月前」 宛名書き、切手購入、封入、投函
また、招待状は結婚式を行う上で最も重要なアイテムの1つでで、ゲストは結婚式場の場所や時間など招待状が届くのを楽しみに待っています。
のんびりは禁物です、スケジュール通りにしっかりと進めましょう。
手作り?式場に頼む?招待状を作成するいくつかのパターンと特徴
http://www.stylemepretty.com/vault/image/3832204
実際に結婚式招待状を作成する方法は3通りあります。
結婚式場にすべてお任せ
手作りする時間がない、選んでいる時間もないという花嫁さんは結婚式場に頼むことがおススメです。
メリットは、失敗のリスクが少ないこと。
プロにお任せすることで予定通り招待状が完成し、手作りでありがちな打ち間違いやミス、ルール違反がなくなります。
デメリットは、費用が高いことです。
最近では結婚式場側も招待状は手作りすることを前提としている場合が多いです。
見積もりにも含まれておらず、一見安く見えても招待状を頼むと更に金額が上乗せされる可能性がありますのでご注意ください。
専門ショップへのオーダーメイド
デザインや素材が豊富でオリジナルのこだわり招待状が完成します。
メリットは、花嫁さんの思うままの招待状が作成できることです。
結婚式のイメージをそのまま表現できオシャレな招待状が完成します。
デメリットは、
こだわりすぎて結婚式場で頼むより費用が高くなることがあります。それでも満足のいくものが出来れば問題ないですね。
手作りに近いほとんどオリジナルの招待状を作ることができます。
費用はそこそこかかってもいいから手間を少なくオリジナルの招待状を作りたい方は手作りよりも専門ショップにおねがいすることをおすすめします。
市販の素材を購入して1から招待状を手作り
センス次第で自分だけの手作り招待状が完成します。
その他のメリットは、
オリジナルの招待状がリーズナブルに完成すること。1から自分でデザインしたい方にもおすすめです。
デメリットは、
時間と手間がかかること。手作りで全て進めるのでミスも起りやすいですね。
手作り招待状の場合は特に、結婚式までに時間に余裕を持って早めに準備をしていきましょう。
また自分で招待状をデザインしたい場合はデザイナーさんやPCを使い慣れていない人でもカンタンにオシャレな招待状を作れるサービス(無料)もあるので、下のリンクから見てみてください。本当に10分で作れました。
各招待状の費用の概算
結婚式場に依頼
招待状1セット500円~800円+筆耕料(宛名書き)200円~300円
式場で宛名書きをお願いする場合は筆耕料がかかります。宛名書きだけ自分で行うことも出来るので式場で確認しましょう。式場ならではの招待状は王道のデザインからキャラクターなどもあります。
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専門ショップ
招待状1セット500円~800円+筆耕料0円(自分で印刷もしくは業者でサービスなど)招待状自体は結婚式場と変わりませんが、素材やデザインにこだわったオーダーメイドの招待状が完成します。
こちらは封筒がベロア素材でオーダーならではですね。他にも名前や写真をデザインしたりと夢が膨らみます。
https://jp.pinterest.com/pin/208713763960038825/
市販の素材で手作り招待状の作成
招待状1セット100円~300円+筆耕料0円(自分で印刷するため)
市販の素材から手作り!と、言ってもイチから揃えるのではなく、ペーパーアイテム専門店がインターネットで検索すると出てきます。
お気に入りのデザインの招待状を探して注文すると、何も印字されていない物が届きますので、ここからが招待状の手作り開始です。専用のテンプレートをダウンロードして文面をお二人で決めて自宅で印刷します。
失敗することもあるので少し多めに招待状を注文しておきましょう。
手作り招待状の素敵なポイントは、少しのアレンジでオリジナルの招待状ができること。
例えば付属のリボンは使わずにテーマカラーのリボンを用意して結べばグッとおしゃれな招待状になります。
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手作り招待状の難しいポイント:挨拶文を考える
結婚式場や専門ショップにオーダーする場合は挨拶文は勝手に書いてくれます。
しかし、手作りとなると話は別です。サンプル文章などもたくさんネットにありますが、中には使ってはいけない忌み言葉やテンプレートとしては適切だけども使うタイミングが間違っている(季節・挨拶文など)があります。
手作り招待状を作る上ではいきなりサンプル文章に飛びつかずしっかりとマナーを抑えることが重要。
それが満足いく、そしてゲストも喜ぶ手作り招待状のいちばん大切なことです。
手作り関係なく挨拶文や招待状作成のルール
特に手作りでやりがちな注意するべきポイントを列挙していきます。
- 遅くても2ヶ月前には投函すること
- 「終わり」などを意味する句読点「、」「。」は使用しない
- 忌み言葉(別れる、心を無くす「忙しい」など)は使用禁止
- 会場の名前はカタカナで読みやすいように手作りする
- 招待状を手渡しする場合は「宛名に住所を書かない」「封をしない」「返信用ハガキをはること」
- 「謹啓」で始め、末尾(結語)は「謹白」
- 季節毎に頭語のあとの挨拶は異なります。しっかりとここでチェックしてください。
- 発送日(消印)は大安か友引がベターです!
- 手作りで忘れがちな付箋もしっかりと準備をすること
最後に:結婚式の招待状を手作りするあなたに
結婚式の招待状をオリジナルで手作りするのは非常に楽しくわくわくすると思いますし、きっとゲストも工夫された手作り招待状をみると当日への楽しみも倍増します。
しかし、手作りを含めて招待状は1つ1つのマナーやルールの間違い、ミスなどが非常に印象に残ります。
お名前や住所の正確性はもちろんですが、確実にマナーやルールを守って、自分たちで何度も見直し、できれば両親やプランナーにも見ていただき、間違いがないように確実に手作り招待状を仕上げましょう。
心のこもった手作り招待状はゲストにも伝わります。結婚式へ参列するのが楽しみになる招待状でゲストをおもてなししましょう。