20代後半になると、年に何度も結婚式に参加することになりますよね。そこで気になるのが「結婚式の招待状の返信は、どうやってやればいいの?」ということ。
今回は、結婚式の招待状についてのマナーなどをご紹介します。
返信ハガキの書き方
返信ハガキには、書き方のコツがあります。これらは全て、「クリアして当たりまえ」なので、必ず確認してください。
1.「宛」「行」は「様」にする
ハガキの表面には、新郎新婦の名前が書いてあります。そこには「山田 太郎 行」または「山田 太郎 宛」などとなっているはずなので、この「行」「宛」の部分をに二重線を引き、横に「様」と書きましょう。名前が縦書きなら縦の二重線、横書きなら横の二重線を引いてください。
2.出欠は「御」を消し「させていだきます」と付け加える
ハガキの裏面は「御出席・ご欠席」と書いてあり、どちらかに丸をつけます。このとき「御」の部分は二重線を引き、出席または欠席にまるをつけます。そしてその横か下のスペースに、「させていただきます」と書き加えてください。出席の場合は「御欠席」を、欠席の場合は「御出席」を二重線で消します。
3.御芳名と御住所の「御芳」と「御」は消す
自分の名前と住所を書く欄には「御芳名」「御住所」と書いてありますが、それぞれ「御芳」と「御」は消します。そして名前と住所をわかりやすく書きましょう。また、住所欄には郵便番号も書いておくとベター。
返信ハガキのメッセージ文例
返信ハガキにはメッセージを書く欄があるので、そこに祝福の言葉を書きましょう。この時、「、」や「。」など句読点をつけないのがポイント。句読点は止まるという意味があり、結婚式では縁起が悪いとされているんです。
【友人向け文例】
「この度はおめでとうございます!よろこんで出席させていただきます ウェディングドレス姿楽しみにしてるね」
「お招きいただきありがとうございます 素敵な○○ちゃんとの結婚となり本当に嬉しいです!」
【先輩・上司向け文例】
「この度はおめでとうございます お招きいただきありがとうございます お二人の晴れ姿を楽しみにしております
「ご結婚おめでとうございます つつしんで出席させていただきます 末永い幸せをお祈り申し上げます」
あくまで文例ですので、自分と新郎新婦との関係を加味したメッセージを書きましょう。ただし「ご結婚おめでとうございます」という一言は添えておいた方が良いですね。
返信ハガキを送る期限
返信ハガキは、到着次第すぐに返信しましょう。基本的には3日以内に送ると良いですね。遅くとも一週間以上伸びないようにしてください。
返信ハガキのデコレーション
最近は返信ハガキにイラストを描いたりして、デコレーションしたものを返信する人も増えています。日頃からイラストなどを描きなれているのであれば、チャレンジしてみてください。
こちらはラプンツェルのイラストです。ディズニーは万人受けするということでよく描かれます。「ご欠席」が太陽で隠されていますね。
ディズニーに次いで人気なのが、ジブリです。こちらは「まっくろくろすけ」で「御欠席」を消しています。
ハガキ全体をデザインしなくても、ちょっとしたイラストがあるだけで華やかになるものです。