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祝辞(スピーチ)をする場合の注意点と基本構成

結婚式の祝辞(スピーチ)を頼まれたとき、「頼んで良かった」「良いスピーチだった」と思ってもらいたいですよね。 そのための注意点と、祝辞の基本的な構成をまとめてみました!

祝辞(スピーチ)をする場合の注意点5つ

1. 3~5分程度の長さにする

 祝辞は長すぎても短すぎてもNG。一般的に3~5分程度が、聞く側にとってちょうど良いと感じられるようです。原稿を書き上げたら必ず読み上げ、時間を測るようにしましょう。  

2. 忌み言葉や重ね言葉は避ける

下記のような言葉は「縁起が悪い」とされ、お祝いの席では使わないのがマナーです。 【忌み言葉】 別れる、離れる、切る、壊れる、破る、衰える、終わる、おしまい、閉宴、失う、出る、逃げる、帰る、戻る、返す、絶える、去る、消える、悲しむ、冷える、遠のく、色あせる、移る、流れる、飽きる、嫌う、変わる、浅い、薄い、滅びる、欠ける、裂ける、割れる、無くなる、弱る、殺す、亡くなる、苦しむ、弔う、葬る、散る、枯れる、朽ちる、捨てる、暇、涙、病、最後、死、血、四、九 【重ね言葉】 再び、再度、またまた、しばしば、返す返す、ますます、いよいよ、くれぐれ、重ね重ね、重ねて、重々、次々、繰り返し、再三、相次いで

3. 新郎新婦の過去の恋愛話はしない

新郎新婦との親密な関係をアピールするときでも、「過去の恋愛話」はタブーです。内容によっては聞いている側が嫌な気持ちになる可能性があり、また出席者の中に過去の恋愛に関わる人物がいる場合、気まずい雰囲気になってしまう可能性があるからです。

4. 新郎新婦の名前を間違えない

特に新郎新婦どちらかのみの知り合いの場合、もう一方の名前をしっかり確認しましょう。 当日は緊張や酔いもあるため、決してうろ覚えでスピーチをしないようにしましょう。 また年齢や出身地などは間違えやすいため、触れないのが無難です。

5. お酒を飲み過ぎない

スピーチ前は、緊張を和らげようとついお酒をたくさん飲んでしまいがちです。 しかし明らかに酔っぱらった状態でのスピーチは、出席者にとってとても見苦しいです。お酒を飲む場合は、ほんの少しの量で抑えておきましょう。

祝辞(スピーチ)の基本構成

※①、②の順は逆でも可

①自己紹介

自分と新郎新婦との関係を簡潔に述べます。 「新婦○○さんの大学時代の友人、××と申します。」 「ご紹介にあずかりました、新郎□□くんの会社の上司にあたります、××と申します。」

②お祝いの言葉

新郎新婦や両家の両親、親族に向けてお祝いの言葉を述べます。 「この度は○○さん、□□さん、ご結婚おめでとうございます。」 「本日は、○○さん、□□さん、ご両親、ご親族の皆様、本当におめでとうございます。」 (※主賓の場合「ご起立の皆様、どうぞお座りください。」)

③新郎新婦の印象やエピソード

自分と新郎新婦との間のエピソードを述べます。 新郎新婦を褒めたり、新郎新婦の印象が良くなるエピソードにしましょう。 「新婦○○さんとは大学のサークルで出会い…」 「新郎□□くんは今から3年前に、弊社に入社され…」 「いつも優しく笑顔で…」「営業成績を上げようと毎日奮闘する姿が…」 「私が●●●で困っていたときに、○○さんに●●●と声をかけてもらい…」 「そんな思いやりのある□□くんなら、幸せな家庭を築いていけると…」

④二人へのはなむけの言葉

「お二人の末永い幸せをお祈りいたしまして、はなむけの言葉とさせていただきます。」 「お二人のご多幸と、ご両家のさらなるご発展をお祈りいたしまして、お祝いのご挨拶とさせていただきます。」

⑤結び

「○○さん、□□さん、本当におめでとうございます」 「本日はお招きいただき、ありがとうございました」

しっかり準備をしましょう!

以上、祝辞(スピーチ)の注意点と基本構成でした。 心温まる祝辞(スピーチ)となるよう、しっかり準備をしていきましょう!
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