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結婚式に着る着物のマナーと種類について!私(僕)は何を着ればいい?

友人の結婚式に着物で出席したい!!せっかくの親族の結婚式だから着物を着てみたい!!という方のために、結婚式に着物で出席する場合の着物の種類とマナーについてご紹介します!

1.女性編

まず最も格の高い「第一礼装」と、格が下の「第二礼装」に分けられます。 【第一礼装】 最も格が高く、基本的には新婦や新郎新婦の母親、親族が着ます。 ・黒留袖、色留袖(五つ紋)、大振袖(=本振袖) 【第二礼装(略礼装、準礼装)】 こちらは第一礼装より格が下で、主に親族や友人が着ます。 ・色留袖(三つ紋)、訪問着、振袖

①留袖

留袖は既婚女性が着る礼装です。留袖の中でも「黒留袖」は最も格が高く、新郎新婦の母親や祖母などが着用します。 黒以外のものは「色留袖」と呼ばれ、少し格が落ちるため母親以外の親族や友人が着ます。 ただし「五つ紋」の色留袖であれば黒留袖と同格になるため、友人は着てはいけません。 【留袖の紋の数と箇所】 ・五つ紋…背中の中心、両胸、後ろ袖 ・三つ紋…背中の中心、後ろ袖 ・一つ紋…背中の中心

②振袖

振袖は未婚女性が着る礼装です。振袖の中でも、大振袖(袖の長さが約115cm=三尺三寸)が最も格が高く、次いで中振袖(約105cm=二尺八寸)、小振袖(約85cm=二尺三寸)と続きます。 大振袖は花嫁も着用することがありますので、花嫁が大振袖を着る場合は大振袖は避けましょう。 中振袖、小振袖も、花嫁の衣装と色がかぶったり、花嫁より派手にならないようにしましょう。

③訪問着

訪問着は未婚でも既婚でも着られる礼装です。袖が約60cmと短く、場所のしばりがなく幅広い用途があります。そのため、立場や場を気にせずに着られる無難な礼装と言えます。結婚式だけでなく、パーティーやお茶会、お宮参り、七五三、入学式、卒業式などにも着ていくことができ、重宝する着物です。

自分はどの立場?着ていける着物

自分がどの立場で、何を着ていっても良いのかをまとめました。花嫁と被らないこと、花嫁より派手にならないこと、花嫁や親族より格が上にならないことなどに配慮するのを忘れないようにしましょう。 ・新郎新婦の友人(未婚)…訪問着、大振袖(花嫁が着ていない場合)、中振袖、小振袖 ・新郎新婦の友人(既婚)…訪問着、色留袖(五つ紋以外) ・新郎新婦の親族(未婚)…訪問着、大振袖(花嫁が着ていない場合)、中振袖、小振袖 ・新郎新婦の親族(既婚)…訪問着、色留袖 ・新郎新婦の母親、祖母…黒留袖(五つ紋が望ましい)

2.男性編

基本的に「紋付き羽織袴」「御召・羽織袴」などがあります。洋装と同様、小物の色などのルールがありますので、呉服屋さんできちんと確認しましょう。

①紋付き羽織袴

ゲストであれば三つ紋または一つ紋の「色紋付き羽織袴」を着用します。ちなみに「黒色紋付き羽織袴」は最も格が高く、新郎が着るものですのでゲストは着ません。 また羽織を脱いだ場合(長着・袴のみ)は「略礼装」となります。

②御召・羽織袴

カジュアルな結婚式や二次会であれば「略礼装」である「御召・羽織袴」がおすすめです。
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