家族や親族の出席する席を、
余興で盛り上げるのはなかなかハードルが高いように感じますよね。
ですが、重要なポイントに気を付けて心を込めて準備すれば、かならず思い出に残る
余興になります。
今回は、
余興の
手順、確認ポイント、NGポイント、アイデア集をご紹介します!
最初に、余興とは
余興はそもそも、
お色直しやご歓談などで間延びする式の時間を埋めるためのものです。メインイベントではありませんので、プロ並みの完成度や盛り上げはそもそも期待されていません。そのため、少しくらいミスをしたり、手作り感があっても皆あたたかく見守ってくれますので、
プレッシャーを感じ過ぎないよう楽しくやりましょう。終わった後に温かい拍手がもらえれば十分です。
しかし、
最低限やってはいけないことや
準備したほうが良いことは抑えておくべきなので、チェックしておきましょう。
余興を行うための手順
では、実際にどういう手順で
余興を準備すれば良いのでしょうか。
※下記は一例です。新郎新婦や式場側、余興経験者などにしっかり相談しながら進めましょう。
①新郎新婦に余興を頼まれる
②持ち時間は何分か、結婚式の規模、出席者の顔ぶれ(親族多めか、友達多めか)…などを確認
③ざっくりとネタを考える
④設備が整っているか、ネタが実現可能かを式場に確認
⑤人集め、作成、練習など
⑥完成品(あれば)を式場に確認、可能なら現地でリハーサル
⑦荷物の事前持込みは、早めに式場にお願いする
⑧当日、堂々と披露する!
確認ポイント
次のポイントについて新郎新婦や式場側に、事前に確認しておくようにしましょう。
持ち時間は何分か
持ち時間は式のスケジュールによって変わります。新郎新婦に必ず確認しましょう。
出席者はどのくらいで、どういう人たちか
親族が多いのか、友人が多いのか、子供はいるのかなど確認しておくと、皆に受けるネタが作りやすいです。特に参加型のネタの場合は必ず確認しておきましょう。また、子供にお願いして協力してもらうなどもありです!
フラッシュモブなどのサプライズ系は大丈夫か
大規模なサプライズ系を苦手とする新郎新婦も居ます。内緒にしておきたいところをぐっとこらえ、やっても良いか新郎新婦に確認しましょう。
他の余興やイベントと被らないか
余興が自分たちだけでない場合や、他にもイベントがある場合、
内容がかぶらないかを確認しておきましょう。特に、流行りのネタには注意が必要です。
式場の設備は足りているか
マイクやプロジェクター、照明や会場の広さなど、
会場の設備や規模を確認しておきましょう。ムービーの場合、再生できるファイル形式やメディアを式場に必ず確認しましょう。
NGポイント
次のことは、
余興ではNGです。余興の仲間と必ずチェックするようにしましょう。
内輪ネタ
結婚式は親族や自分たち以外の友人もたくさん出席していますので、
皆に伝わるネタかどうかはしっかり検討しましょう。年配の方も居るため、世代ネタにも気を付けましょう。
下ネタや裸
下ネタはもちろんNGです。裸については、ネタによっては上半身裸が大丈夫なことがあります。受け入れられるにはネタのチョイスや裸の度合いを慎重に検討する必要があります。もし脱ぐ場合は、余興慣れしている人に確認してもらいましょう。
新郎新婦をけなす
ついついいつもの「いじり」のつもりで、
新郎新婦の欠点や過去の失敗をネタにしてしまいがちです。ですが、式にはご家族もいますのであまりいい気分にはならない可能性が高いです。また新郎新婦自身も悲しい気持ちになる可能性がありますので、やめましょう。
新郎新婦の過去の恋愛ネタ
これからの新郎新婦の門出を祝う場ですので、
過去の恋愛ネタは絶対NGです。
長すぎる
余興の時間の目安は5分~10分、長くて15分です。
20分や30分は長いと感じられる可能性が高いです。時間はきちんと調整しましょう。
自己満足で、お祝いの言葉が無い
余興は「場を盛り上げる」以前に、
新郎新婦のお祝いの席であることを忘れないようにしましょう。内容にこだわりすぎて「自己満足」にならないよう、「おめでとう」の言葉を必ず入れましょう。
忌み言葉
「病気」「亡くなる」「終わる」「別れる」などの縁起の悪い言葉(=忌み言葉)は使わないようにしましょう。
アイデア集
最後に、
余興のネタに困ったときに参考になるアイデア集をご紹介します!
ダンス
・その年に流行ったダンス
・オタ芸
・経験者による本格的なダンス
ムービー
・みんなからのメッセージ集
・新郎新婦についていろいろな人にインタビュー
・パロディ
演奏、歌
・結婚式ソングの合唱
・楽器の演奏
・新郎新婦とセッション
漫才、コント
・その年に流行ったお笑い芸人のマネ
・自分たちのオリジナル漫才
寸劇
・新郎新婦の思い出(なれそめ、プロポーズなど)の再現
・新郎新婦のと家族の感動のシーンの再現
・パロディ
クイズ
・新郎新婦の思い出や生い立ちに関するクイズ
フラッシュモブ
・式場スタッフに協力してもらう
・新郎新婦どちらかに協力してもらう
温かい拍手がもらえる余興に!
新郎新婦に喜んでもらえ、かつ皆様に温かい拍手をもらえるような余興にしましょう。