日本では、およそ半数の新郎新婦が、結婚式と披露宴を終えた後に、よりカジュアルな二次会を開くと言われています。逆に言えば二分の一がやらないという事で(二次会だけにね!)、結婚式や披露宴に比べれば考えるのがどうしても二の次になってしまいますが(二次会だけにね!)、意外と考えなければならないことは多いものです。
そもそも二次会、開くの?
まずはそもそも二次会を開いた方がいいのかについて考えてみましょう。二次会を開くとなると、当然費用と準備が必要になります。当日、挙式が終わった後に行うなら夜遅くになりますし、ゲストや新郎新婦への負担が大きいため、二次会はやらないという人も多いです。
しかし!披露宴では新郎新婦は種々のイベントをこなすのに追われ、会場に来てくれた全てのゲストに挨拶できるとは限りません。ましてやきちんとお話ししたり、思い出話に花を咲かすなんてことは難しいです。
それでも、自分たちの結婚を祝ってくれた大事な人たちには、しっかりお礼を言いたいもの。ゲストにしても、結婚式や披露宴は比較的フォーマルな場ですから、やっぱり緊張感がありますよね。
そこで、二次会を開くのであれば、リラックスできる雰囲気の中で、新郎新婦がゲスト一人一人ときちんとお話ししたり、ゲスト同士が交流して打ち解け合うこともできます。これが二次会を開く大きな目的と言えます。
二次会の会場はどうする?
二次会を開くにあたって、まず考えないといけないのは、会場選び。その際、ポイントとなる条件をいくつか挙げておくので、参考にしてみてください。
・フォーマルか?カジュアルか?…
二次会のテーマコンセプトをどうするか。高級めのレストランにするのか、それよりはカジュアルな食堂にするのか、それともいっそカラオケや居酒屋にするのか。
・会場費…
全体の費用に大きく関わってきます。会場ごとに調べなければなりませんね。二次会ではドタキャンが出るのは前提で考えた方がいいです。欠席者が出ても基本料金は変わらないのか、なども確認しておきましょう。
・何人くらい呼ぶのか…
本当に親しい人たちだけでやるのか、それともより大規模にやるのか。会場選びや会費に関わってきます。
・式場から近いかどうか
挙式が終わってからスムーズに移動できた方がいいですよね。
・駅から近いかどうか
二次会が終わった後、翌日に仕事を控えたゲストがすぐに帰宅できた方がいいですよね。
・設備はどうか…
パフォーマンスをするのであれば、マイクは使えるのか?プロジェクターで動画を流すことはできるのか?照明の調節機能やスポットライトはあるのか?BGMは流せるのか?も確認しておきたいですね。
・マイノリティにも配慮した施設はあるのか
子供連れのゲストのために、キッズルームはあるのか?喫煙席は?
・利用時間
二次会を何時から何時までやるのかに関わってきます。長時間やるなら、それだけ長く貸し切れる会場ということになります。
二次会の内容はどうする?
二次会の形式はどうするのかも大事な要素です。会場選びと並行して考えましょう。
食事形式はどうするのか
食事メインにするのであれば、テーブルに座って食事するのか、立食形式にするのか。また、コースかビュッフェか。あるいは、披露宴で食べた後だから、ドリンクメインにするのもアリですね。
パフォーマンスは行うのか
二次会を盛り上げる催しはやるとなれば前もって準備が必要です。主流なものといえば、ビンゴゲームやステージ上での出し物、親しい人のスピーチ、プロジェクターを使った動画上映、シャボン玉やクラッカーを使った演出などですね。会場によっては設備が無かったり、禁止されていたりするので要チェックです。
二次会の幹事、誰かに任せちゃう?
このように、二次会を開くとなれば、当然多くの準備が必要になります。結婚式・披露宴の準備に加えて、二次会の準備もしなければならないとすると、新郎新婦の負担はかなり大きくなるでしょう。当日に疲労しきった顔を見せるくらいなら、二次会の幹事を誰かにお願いするのも一つの選択です。信頼できる友人か、二次会幹事代理業者に委託してみることも考えてみましょう。
いかがでしたか?結婚式・披露宴だけでは物足りない!集まってくれたゲストのみんなともっとお話ししたい!せっかく同窓会気分なのに、そのまま解散するのはもったいない!という方には絶好の機会だと思います。人生の節目を迎えて、大事な友達との縁もより深められる、そんな二次会にしたいですね。