カートに商品がありません
花嫁の手紙を書くときに、手紙における基本的な構成を抑えれば、普段手紙を書かない方もスラスラと書けることでしょう。花嫁の手紙は、「前置きからの書き出し」「具体的なエピソード」「これからの展望」「結びの言葉」という四つのパートに分けることができます。つまり、この四つのパートを抑えさえすれば、何を書いても体裁の整った手紙が書けるということです。
これから、どのようにそれぞれのパートを書いていけばいいのか文例を交えながら紹介しますね。
「前置き」の文例 「ご参列いただいている皆様、本日は私たちを祝福していただき、ありがとうございます。私ごとながら、この場を借りて両親への手紙を読ませていただくことをお許しください」
「書き出し」の文例 「お父さん、お母さん、今日まで私を育ててくれてありがとう。今私がこうして幸せを噛み締めることができているのは二人のおかげです」
前置きと書き出しが書ければ、手紙は本題に入っていきます。ここでは自分と両親の間にある思い出や出来事など、具体的なエピソードを書いていきましょう。パッと思いつかない場合は、自分の幼少期から思春期、また現在を一つ一つ振り返ってみてください。その中で最も印象的なものを選べばあなたにしか書けない手紙になるはずです。
また、そのエピソードを通して両親に伝えたい気持ちは「感謝」なのか「尊敬」なのか「愛情」なのか、この部分で伝えたい想いをはっきりさせましょう。
「具体的なエピソード」の文例 「お父さんは仕事でどんなに疲れていても、日曜日は必ず遊びに連れて行ってくれましたね。恥ずかしくて言えなかったけど、今でもあの時の事を思い出します。素敵な思い出をありがとう」
「これからの展望」の文例 「お父さんとお母さんを見習って、私は〇〇さんと幸せな家庭を築いていきます」 「子供ができたら二人のように優しい両親になろうと思います」
手紙の最後は、もう一度、目の前にいる両親やゲストに呼びかけましょう。感謝の気持ちと合わせて「これからもどうかよろしくお願いします」といったことが伝えられるとまとまりますね。
「結びの言葉」の文例 「お父さん、お母さん、27年間、大切に育ててくれてありがとう。私たち二人をどうかいつまでも見守っていてください」 「これからは○○さんと二人で幸せな家庭を築いていきます」