披露宴といえばブライダルケーキ!新郎新婦がうずたかいケーキに入刀し、最初の一切れをお互いに食べさせあう光景が目に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、スクエア一段のブライダルケーキをいくつかご紹介していきます!
ブライダルケーキはどうして三段が主流なの?
ブライダルケーキというと、高く積み上がった三段ケーキのイメージがありますよね。三段式はイギリスが発祥。もともとは、ドライフルーツを使って固く焼いたケーキに、装飾と長期保存のためにシュガーペーストでコーティングしたもので、スポンジと生クリームで作る今のケーキとは全く似て非なるものでした。
どうして三段になったかというと、甘い食べ物がまだ貴重だった頃に、親族や友人達が「せめてこの日だけは」とケーキを持ち寄り、みんなで高く積み上げてブライダルケーキを作ったのが始まりとされています。
三つそれぞれの段には意味があって、三段目は、新郎新婦がケーキ入刀した際に、一緒に食べるためのケーキ。この行為には、「夫婦になって最初の食事を分かち合う」という意味が込められています。二段目は、披露宴に参列できなかった人たちに配る用のケーキ。そして一段目は、参列してくれたゲストと食べるケーキとされています。
最近は、新しいデザインやアイデアが生まれて、ウェディングケーキのデザインもどんどん多様化し、一段や二段のものも少なくありません。今回紹介するのは、アメリカ発祥の四角形一段のウエディングケーキ。長方形の形をしているものが多く、段が高いケーキに比べてトップの面積が広いので、オリジナリティ溢れるデザインが可能です。
とくに、一段の平たいウエディングケーキだと、ほとんどの式場でスタンダードプランの範疇なので、ウェディングケーキでコストを抑えたいというカップルにも、平たいスクエア一段のケーキがおすすめです!
スクエア一段のブライダルケーキ ①
真っ白にクリームが塗られたケーキに、大人気のスヌーピーがごろんと寝そべったブライダルケーキ。よく見るとウッドストックの姿も見えます。可愛いキャラクターがトッパーだと、子供にも喜んでもらえそうですね。側面の五線譜もおしゃれ。
スクエア一段のブライダルケーキ ②
新郎新婦の趣味が前面に出たブライダルケーキもいいですよね。そこで紹介するのがこの、ティラノザウルスがテーマのケーキ。映画ジュラシックパークが大好きなお二人だということが一目瞭然です。そして何より、恐竜の迫力がすごい!このリアルな恐竜は、プラスチックチョコレート(粘土素材で出来てて、作業がしやすく、味はちょっとガムっぽい)で作られています。シュガークラフトの極意ですね!
スクエア一段のブライダルケーキ ③
三つ目に紹介するのは、純白のクリームに山盛りの苺といった、オーソドックスな色合いのブライダルケーキ 。銀箔とアラザンでさりげなくキラキラと冬感が出ているのが細かい工夫。シンプルながら洗練された大人のデザインは存在感がありますし、なんだかんだ言って一番美味しそうなのはこれ!て感じはありますよね。
スクエア一段のブライダルケーキ ④
こちらは、生クリームをむらなく塗ったスクエア一段に、ハート型の二段目が乗ったブライダルケーキ。オレンジチップとナッツ、ローズマリーなどでデコレーションしたシンプルでお洒落なデザイン。フルーツやケーキトッパーが自然色の印象なので、ナチュラルウエディングにピッタリですね!
スクエア一段のブライダルケーキ ⑤