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宴会芸の定番といえば、マジックですね。
カップに水を注いだら、氷になって出てくるというマジックです。氷と、少量の水、底の深いカップ、小さめのタオルが必要になります。下準備として、カップの底にタオルを敷き詰め、氷を入れておきます。
準備できたらあとは簡単。マジックを披露する相手に見えるように、カップの中に水を注ぎます。タオルに水が染み込むまで30秒ほど待ちます。この時間は、水が氷になるためのおまじないでも唱えて稼ぎましょう。
頃合いになったら、手のひらに向けてカップを逆さにします。すると出てくるのは水ではなく、水が凍ってできた氷というわけです。氷のかけらは大きめの方が、ゴロンと出てきたときに衝撃があります。マジックの仕掛けはシンプルな方が、びっくりさせられる好例ですね。
コーラを用意し、勢いよく飲むだけ。シンプルですが、やはり盛り上がります。成功すれば拍手喝采ですし、失敗しても笑いが取れるので結果オーライという、負けのない宴会芸。無理と思っている方でも、体格の大きな方はやってみると意外といけるかもしれません。タイムを計ってもいいですし、複数人を横に並べて、誰が一番早く飲み干せるかレース形式にしてもいいでしょう。
ボトルのサイズは、500mlが丁度いいでしょう。現在、コーラ500ml一気飲みの早飲みギネス記録は6.66秒と言われており(真偽は定かではありません)、水たまりボンドさんが挑戦した結果では5秒8という記録でした。この記録を打ち破れるでしょうか?
一枚の紙ナプキンで、一輪の薔薇の花を作る方法です。
①紙ナプキンの上部を4cmほど折り曲げます。
②紙ナプキン全体を、人差し指と中指で挟みながら、人差し指に強めに巻きつけます。
③巻きつけたら、その状態を固定しつつ、中指と薬指で挟みながら、中指にも巻きつけます。この時、人差し指に巻きつけた一周目とは少しずらして巻きつけるのがコツです。
④巻きつけたら、4cm折り曲げた部分を折り返します。
⑤紙ナプキンを指に巻きつけた下あたりから、紙ナプキンの余った部分を捻っていき、茎の部分を作ります。
⑥捻ったら、巻きつけた指を離し、巻いた部分を整え、薔薇の花っぽい形にします。
⑦紙ナプキンの下部分を茎に巻きつけるように折り返し、葉っぽい形にします。
⑧葉の付け根に当たる部分からまた捻って茎の先端を作り、花びらと葉を広げれば、薔薇の花の完成です!
テーブルクロス引きとは、その名の通り、お皿やグラスを落とすことなく、その下に敷いてあるテーブルクロスを素早く引き抜くという芸です。単純で受けやすい一発芸の定番ですが、実際に忘年会などで誰かがやっているのを見たことがある人は少ないのではないでしょうか。目の前で成功した時には結構な迫力があり、拍手がもらえることは確実です。難しいと思うかもしれませんが、実はコツさえ掴めば以外と簡単に習得できるんです。ポイントは二つ。
一つは、スピードを意識すること。全ての物には慣性の法則が働いているので、直接働きかけない限り、止まった物は止まったままの状態を維持します。よって、テーブルクロスをゆっくり引くと、食器はクロスの上に残ったまま一緒に動いてしまいますが、素早く引くことで、食器はテーブルに残り続け、テーブルクロスだけが引き抜かれることになるのです。
もう一つは、セットアップの段階で、テーブルクロスにしわが寄らないようにすること。しわがあると、テーブルクロスを引くときに食器がそれに引っかかって、倒れてしまう可能性があります。ですから、テーブルクロスはピンと張った状態で敷いて、その上に食器類を置きましょう。この二つのポイントを意識して何度か練習すれば、誰でも出来るようになるはずです。
ただし、本番では、安全性に気をつけましょう。テーブルクロスを引く際は、後ろに思いっきりのけ反ることになるので、あらかじめ周りに物がないか注意しましょう。また、ガラスや陶器など割れ物で挑戦すると、万が一失敗した時に破片が飛び散る恐れがあるのでリスキーです。もちろんその反面、成功した時の感動も大きいと言えますが。
羽織を肩から羽織った人の背後に、もう一人が後ろから袖を通します。後ろの人は当然前が見えないのですが、その状態で、前の人の手を演じ、様々な芸に挑戦するというもの。誰もが知っている古典的な宴会芸なので、世代を問わず楽しんでもらえます。
挑戦する芸としては、後ろの人が前の人に食べ物を食べさせるのが定番ですが、食べ物のチョイスが大事で、パンやおにぎりでは簡単過ぎます。ラーメンやスパゲッティなど麺類だと程よい難易度で、ソースが顔についたり、麺を口に運べなかったりして、笑いを取るポイントを色々仕掛けられます。他には、熱々のおでんや、生クリームたっぷりのケーキなども観客を楽しませやすいセレクトでしょう。
食べ物を食べさせる以外にも、手と顔がセットになった行為なら何でも芸にできます。例えば、後ろの人が前の人のメイクに挑戦するというもの。ファンデーション、チーク、口紅などを使って化粧を施すのですが(先端の尖ったアイテムは危険です)、当然うまくいくはずがなく、前の人の顔が落書き帳になっていく様を見て楽しませることができます。他には、整髪料を使って髪のセットにチャレンジしたり、リコーダーや鍵盤ハーモニカなど、楽器の演奏に挑んでみるのも面白いでしょう。
ものまねも受けやすい宴会芸です。