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予定していた結婚式をさまざまな理由で予期せぬ出来事が発生することで結婚式をキャンセルせざるを得ないことがあります。そこで今回は実際に結婚式をキャンセルした割合やキャンセル費用の相場、事前の対策まで紹介していこうと思います。
実際にどのぐらいのカップルが結婚式をキャンセルしているか知っていますか?2023年の調査によると、2022年4月から2023年3月に結婚したカップルを対象に調査した結果、結婚式のキャンセル率は4.7%でした。何らかの結婚式イベントを実施したカップルの割合は78.6%に達し、2年連続で増加しています。これはコロナ前の水準にほぼ戻りつつあることを示しています。これらの統計から、結婚式のキャンセルは少ないものの、一定数のカップルがさまざまな理由でキャンセルを余儀なくされることがわかります。(引用:リクルートブライダル総研)
挙式日の1ヵ月前〜3ヵ月前にキャンセルした割合が高いことが分かります。
キャンセル料の具体的な金額は、契約内容や業者ごとに異なりますが、日取りが近づくにつれて高くなる傾向にあります。
*挙式5カ月前まで:申込金(内金)の50%~全額
*挙式5~3カ月前まで:見積額の10~20%
*挙式3~1カ月前まで:見積額の30~40%
*挙式1カ月~10日前まで :見積額の40~50%
*挙式9日前~前日まで:見積額の80%
*挙式当日:見積額の全額
結婚式の総額が400万円だった場合の具体例を挙げてみます。結婚式の4ヵ月前からすでに100万円以上かかっています。
業者や会場はすでに多くの準備を進めています。食材の購入、装花の手配、装飾の設置、スタッフのスケジューリングなど、これらの準備は時間とコストがかかります。特に人気のある結婚式シーズンや週末の場合、直前のキャンセルは代替顧客を見つけるのが難しくなります。このため、キャンセル料は高額に設定されています。
結婚式をキャンセルした場合のキャンセル料を補償してくれる「ブライダル保険」があります。保険料は契約内容によって異なりますが、補償限度額が150万円〜850万円です。結婚式キャンセル保険に加入しておくと、万が一キャンセルすることになっても、経済的な負担を軽減することができます。
またキャンセル料がどのぐらいかかるのか事前に式場に確認するようにしましょう。
結婚式のキャンセル料が日取りが近づくほど高くなる理由は、業者や会場が準備にかけたコストと時間、スタッフの手配とコスト、および代替顧客の難しさに起因します。結婚式をキャンセルせざるを得ない場合は、早めに業者や会場に連絡しましょう。