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地域SNS「PIAZZA」が子育て中のパパ・ママ約1000人に実施したWebアンケートの結果によると、「子育て中に孤独や孤立を感じたことはありますか?」という質問に対し、「よく感じる」「ときどき感じる」と答えた女性は約74%、男性は約30%と、多くの新ママが孤独や孤立を感じていることがわかります。
具体的にどのような場面で孤独を感じるかといえば、一番多いのは「子供と二人きりでいるとき」。それに次いで、「近所に相談できる友達がいない」「子育て仲間にうまく入れない」「パートナーが子育てに非協力的」などが続きます。やはり、コミュニケーションをとる相手が子供しかいないことが孤立感を深める要因になっているようです。
孤立や孤独を感じたときにはどうすればいいでしょうか。一番の解決法はもちろん、人と話すことです。パートナーや家族、友人など近しい人と世間話をしたり、育児の相談に乗ってもらうことで孤独を解消することができます。そのほか、外に出て買い物をする、美味しいものを食べる、自分の趣味を始めるなど、子育て以外のことに目を向けて気分転換するのも有効です。
しかし、緊急事態宣言が発令されている今、気軽にお出かけしたり、人と会ったりすることが難しくなっています。また、多くの子育て支援施設もコロナの影響によって臨時休館になっており、こうした影響から、誰かに頼る機会が減ったり、自分の時間が無くなったりして、今まで以上に子育て中の孤独感が増したと感じている方が多いようです。
コロナ禍で外出が難しくなっている今、オンラインで参加できる子育て支援サービスが増えています。例えば、全国7000か所に広がっている「地域子育て支援拠点」は最近、ウェブ会議システムを活用した、インターネットでつながる子育て支援ひろばを開始しました。「子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安・悩みを相談できる場を提供すること」を目的とした場で、複数人でのビデオ通話を会場として開催されています。
また、子育てに役立つ様々なレッスンをオンラインで受講できるオンライン子育てサロン」も人気です。産後の心と身体をヨガを通して整えて、ベビーマッサージで親子の絆を深める「はじめてのベビーマッサージ&産後ヨガ」、ピアノの生演奏に合わせて身体を動かす「ベビーリトミック」、腰が据わってきた時期からできる運動遊びで楽しむ「育脳運動あそび」など。様々なレッスンを通して、有益な情報を知るだけでなく、ママ友とおしゃべりしたり、リラックスしたりすることができます。
こうしたオンラインサービスは、全国どこにいてもパソコンやスマートフォンがあれば参加でき、外出せずに自宅で人と話せるため、コロナ禍でも安心して人とつながることが可能になります。