最近ゲストとの距離が近いことや、費用としての負担が少ないことからレストランウェディングの人気があります。レストランウェディングを検討していて悩むことのひとつとして
会費制にするか、ご祝儀制にするかという点だと思います。
結論からお伝えするとレストランウェディングだから会費制にしなければいけないわけではありません。もちろんご祝儀を頂く形にしても全く問題ありませんが、どちらか決める時にポイントとなる決め手があります。
会費制かご祝儀制はゲストにどこまでおもてなしをするかをメインに考えよう
ご祝儀制か会費制かで迷うとついつい頂ける金額を電卓で叩きたくなる気持ちもありますが、ご祝儀と会費制の根本的な違いはゲストに対して何を提供するか、を一番に考えなくてはいけません。
つまり、会場も不便で、ご飯も美味しくなく、お酒の種類も少なく、引き出物引き菓子もない状態でご祝儀制だったらゲストはきっとがっかりするでしょう。
ご祝儀制と会費制の意味を改めて考えよう
ご祝儀制と会費制は頂けるお金が違ったりするくらいでしょ?と思っているかもしれませんが、そもそも背景が異なるのをご存知でしたか?
ご祝儀制の場合は日頃からお世話になっている皆様にたいしてお披露目する・おもてなしする言い合いが強い場になります。
一方で会費制レストランウェディングなどの元になった会費制結婚式は北海道が発祥とされ、貧しいときでもなんとかみんなで持ち寄ってお祝いしよう!という場で、主催者は新郎新婦ではなく、発起人という形でした。今では会費制レストランウェディングでも主催は新郎新婦になりましたが、同じような結婚式でも会費制とご祝儀制では目的・背景が異なります。
こんな会費制とご祝儀制の成り立ちの背景に詳しい方は少ないとは思いますが、どちらにするか悩む上で非常に重要な前提知識になります。
レストランウェディングを会費制かご祝儀制か決めるポイント
引き出物・引き菓子があるかどうか
ご祝儀制にするか否か引き出物・引き菓子があるかどうかはゲストにとっても新郎新婦にとってもわかりやすいポイントだと思います。
もちろん会費制にして、引き出物を渡してももちろんOKですが、
ご祝儀制にして引き出物・引き菓子なしは絶対に避けましょう。引き出物をすごく楽しみにしている方も少ないと思いますが、わかりやすい形のおもてなしになるので、印象に残ります。
レストランウェディングは料理の提供方法で会費制かご祝儀制で決める
もう1つ大きいのは料理の提供方法です。
結婚式二次会や1.5次会、レストランウェディングなどの形式の場合、ビュッフェスタイルや大皿スタイルでの料理の提供の方法もありますが、ご祝儀制にするのであれば必ずコース料理(席に次々と運ばれてくるスタイル)にするようにしましょう。
逆に会費制であればビュッフェスタイルなどでも問題はありません。
会費制・ご祝儀制は会場で決まるものはありません。
最後にまとめとなりますが、Yahoo!知恵袋などを拝見していると「会場が狭いから。」「会場がレストランだから」という声も聞きますが、実はそこまで関係ありません。どこまでゲストに対してどんなおもてなしをするかどうかが一番重要です。