「
婚約指輪なんていらないよね?」派
「絶対欲しい!」派
みなさんいらっしゃるかと思いますが、
「
婚約指輪はなしでいい!」
「
婚約指輪はなしになってしまった」方の声をご紹介します。
そもそも婚約指輪の意味
婚約指輪はいるのかという話の前に
婚約指輪はそもそもなんなのか?という話になります。
婚約指輪は男性から女性への愛の誓いを形にした
プレゼント・記念品とされています。
歴史は長く、一番古い記録では15世紀までさかのぼります。日本でも昔から婚約指輪自体の概念はありましたが、今のようにダイヤモンドを贈るようになったのは1970年頃からと、比較的最近の文化になります。
当たり前ですが、
婚約指輪を必ず送らなければいけない法律があるわけではなく、婚約したら
婚約指輪を贈る・もらうということが一般的になっているだけです。
実は結構いる婚約指輪は「なし」派
婚約指輪をプレゼントしたカップルは婚約したカップルのうち約7割というデータがありますが、裏を返せば3割は
婚約指輪はなしという選択をしたようです。
中には金銭的な理由、男性がくれなかった、女性が
婚約指輪はいらないと言ったなど理由はいろいろとありますが、3割というのは高いですね。
婚約指輪なしにした派のいらない理由とは
この3割という数値はどこまで信用できるのかという気持ちはあります。
おそらくゼクシィやマイナビウェディングなどのアンケートに回答するような読者は結婚式に対するこだわりや意識が強い層とも考えられるので、日本全国民にヒアリングしたらもう少し婚約指輪なしの割合は増えるかもしれません。
婚約指輪なし派の意見:そもそもいらない
- そもそも婚約指輪がなぜ必要なのか理解できなかった
- 特に理由もなく、ほしいと思わなかった
- 婚約期間が短かったから
- 結納や顔合わせもなかったから
などドライな意見をお持ちの女性もいらっしゃります。
他にお金を使いたい・他のものがいい
- 結婚前後は、結納や挙式披露宴、引越し諸々ですごいお金がかかるから婚約指輪にお金を使いたくなかった。
- 家電の方が嬉しい
- 婚約指輪は普段使いがしづらいので、いつも使えるネックレスや時計がよかった
- 普段使いがしづらいので、ダイヤ入りの結婚指輪(相場より高いもの)にしてもらった
などの問題です。こういった女性の意見としては婚約指輪に対する想いはそこまで強くない女性の意見ですが、せっかくお金を使うのであればという意見が多いです。
結婚した時にお金がなかったから
- 20代前半で結婚をしたので、そもそも結婚式を挙げるのに精一杯だったから
- お金がなかったから
- できちゃった結婚だったので、お金もかかるし、その後もすぐ育児が始まって指輪どころじゃなかったので、いらなかった
などの意見もあります。
こちらの意見ではどちらかというと「婚約指輪欲しかったけど…」という意見が多いです。
欲しかったけどくれなかった、いえなかった
- 「婚約指輪、すぐに結婚式するしいらないよね?」と言われて「買ってほしい」と言えなかった
- 「婚約指輪ってもったいないよね、意味ないよね」という彼で説得できなかった
- 婚約したタイミングで将来のこと・お金のことで喧嘩も増え、言い出せなかった
などの悲しい意見もちらほら。
こういった意見を集めていくと婚約指輪をなしにしたカップルの中にもいろいろな事情や思いがありますね。
婚約指輪をなしにして後悔はしないのか?
結論としては後悔している人をたくさん見てきました。
ダイヤ入りのリングなどを兼ねて気に入った結婚指輪を購入した場合には後悔はあまりないかもしれませんが、婚約時にお金がなかったというパターンの方も、「必要性を感じない」とまで言った方も「やっぱり今となっては欲しくなった」「安価なものでもいいので記念として貰えばよかった」という人は多いです。
なかには「買ってもらいたいのに買ってもらえなくて今でも引きずっいる」などの意見も
一方でよく結婚後喧嘩した時などに婚約指輪を見ると、
「新婚の時を思い出す」「がんばって贈ってくれた愛を思い出す」
などの意見も多いようです。
これを読んでいらっしゃる男性のあなた、婚約指輪を喜んでくれるのはその瞬間だけではないようです。
長い結婚生活を奥様がふとした瞬間に幸せになれる婚約指輪という存在は、長い目で見ると決して高い買い物ではないのではないでしょうか。