ウェディングドレスをどうやって用意しますか?
レンタルや購入など方法はいろいろありますが、手作りしてみるのはいかがでしょうか。
借りたり買ったりするよりも手間も時間もかかりますが、思い出になることは間違いありません。
手作りウェディングドレスを作るメリット
ただでさえものすごく大変な結婚式の準備ですが、ウェディングドレスを手作りするとなると相当な時間が必要になります。しかし、その分思い出のつまった結婚式になることは間違いありません。
しかも自分の体を採寸して作るので、フィット感は最上級。
胸元やウェストに隙間ができてパカパカすることもないですし、反対にきつすぎて式の間に苦しくなる心配もいりません。
いわゆるオートクチュールなので、世界に一つだけのドレスが完成します。
デザインもすべて思い通りなので、既製品のように「この色はいいけどレースが嫌」「デザインは気に入ったけどもう少し落ち着いた色なら」なんて気になるところを妥協する必要もありません。
最後に、ウェディングドレスを式で着た後は、リメイクすることが可能です。
ウェディングドレスはレンタルしたら当日しか着られないですし、購入してもタンスの肥やしになるのが関の山。し
かし自分で作ればポーチやスカートなど、いろいろなものに変身します。
子供用のものを作れば長く愛用してもらえるので、親子二代にわたってずっと現役として活躍します。
ウェディングドレスを自分で手作りしよう
本を見ながら自分でウェディングを作る
自分の力だけでウェディングドレスを作るのは、至難の業。
もともと服飾の仕事をしていたり、趣味が裁縫の人であれば無理はありませんが、今までそうした経験がほとんどない場合は時間がかかります。
一日の作業時間にもよりますが、慣れていれば3か月、初心者の方で半年ほどかかるでしょう。
自分で作る場合は、まずは生地を用意します。サテンやレースなど、自分の好きな生地を選んでください。
買ってきた生地は一度アイロンにかけ、しわを丁寧にとりましょう。ミシンはロックミシンがあると端の処理が簡単になります。そのほか、ハサミや糸などの裁縫道具も用意してください。
また、ウェディングドレスの作り方がのっている本が売っているので、一冊手元にあると安心です。
そしてぜひ見てほしいのが動画です。実際にどんな動きで生地を裁断しているのか、どこをどのように縫い付ければいいのかなど細かくわかります。
作っている人が解説しながら作業しているので、裁縫に慣れていない方は必見ですね。
ウェディングドレスキットを使えばかんたん
http://marinbo.com/
ウェディングドレスを自分で作りたい、でも自信がない。教室に通いたいけど、なかなか時間が取れない。
そんな方におすすめなのが、ウェディングドレス手作りキットです。特に
ウェディング工房てくまりんぼから出ている、じっくりコースのものがおすすめ。
こちらは仮縫い用と本番用の型紙、説明書、仮縫い用コットン生地、ブライダルサテン、裏地、ミシン糸など、ネーム入りテープのほか、デザイン相談もセットになっています。
さらにありがたいのが、お助けチケットが3枚ついていること。
このチケットは1枚使うと1時間のドレスキット教室に参加することができます。
わからないことは何でも講師の方に聞けますし、ファスナー付けなどの難しい作業は代行してもらえます。かんたんなところは自分でやり、失敗したら取り返しのつかない部分は頼むなどすると安心ですね。
ウエディング工房てくまりんぼ
ウェディング手作り教室に通う
時間にある程度余裕がある方は、教室に通うのがおすすめ。
まったくの初心者の方でも当日までに自分のウェディングドレスを作れますし、わからない部分を質問できるのがありがたいポイント。裁縫の経験がない人は、こうしたところに通ったほうがいいですね。
また、
花嫁の方々が集まっていることも見逃せません。結婚式の悩んでいることなどを同じ環境にいる方に相談できるのは、意外と心強いんです。それに
花嫁同士話が盛り上がることで、結婚式へのモチベーションが高まります。
デメリットは、お金がかかることです。せっかく
手作りすることで衣装代を節約できても、スクール料金を支払ったら追加料金がかかってしまいます。
通う回数や値段などは教室によってことなるので、通える範囲で比較してみるといいでしょう。
ドレスは無理でも小物なら手作りできそう
ウェディングドレスを自分で作るのは難しくても、小物ならもっと気軽に作れます。不器用でドレスを作り上げる自信がない方は、ティアラやベールなどを作ってみてはいかがでしょう。
それも難しいという場合、既製品にアレンジを加えるのも一つの方法です。シューズにビーズを付けたり、ドレスにお花やレースなどをつけて華やかにしてはいかがですか。ちょっとした工夫で、自分だけのドレスに早変わりします。
その程度の作業であれば、数日あれば十分。引き出物の準備や料理の手配など忙しいときでも、ぱっと完成させられるでしょう。