結婚式の費用を支払うタイミングっていつ?

一生の思い出に残るような素晴らしい結婚式にできれば、新郎新婦としてもこれ以上のことはないでしょう。 ただ、結婚式の準備はそう簡単には終わりませんし、費用面の問題も考えなくてはなりません。そこで、「結婚費用を支払うタイミング」について気になりませんか?今回は、3つのタイミングと、それぞれのメリットデメリットをご説明しましょう。

結婚式の費用を支払うタイミング1.前払い


結婚費用を支払うタイミングとして、一つは「前払い」が挙げられます。このタイミングを選択した場合、基本的には挙式の前日までに支払うことになります。 早めに支払うということは、早めに大金を用意しておかなくてはなりませんので、この点がデメリットと言えるでしょう。 300万円を超えると言われる結婚費用をすぐには用意できないため、前々から計画的に貯蓄したり、両親の力を借りるなどする必要があると思います。 その一方、一括で前払いしてしまえば、挙式よりも前に支払いが終わるということですので、それ以降は費用面で頭を悩ませることはありませんよね。「支払いを完了させて心置きなく挙式を迎えられること」が、前払いのメリットと言えるでしょう。 また前払いで全額支払う必要はなくても式の1週間前までに半金(式の半額)の支払いが必要になるケースもあります。 こちらは一律ではなく、式場ごとに運用が異なるので早めに相談しましょう。

結婚式の費用を支払うタイミング2.挙式当日の支払い


挙式当日の支払いを選択すると、基本的には披露宴が終わった後の支払いになります。 これであれば、明らかなメリットが生じることになります。それは、「支払いのタイミングよりもご祝儀をもらう方が先になる」ということです。 つまり、いただいたご祝儀を、結婚費用のために使えるということになります。これは、とても大きなメリットです。 仮に、ご祝儀だけで結婚費用をほぼほぼ賄えるのであれば、新郎新婦の貯蓄を大幅に切り崩す必要もありませんよね。 しかし、一つ気をつけておくべきことがあります。それは、「ご祝儀の額を前もって知ることができない」ということです。 例えば、ご祝儀の額が200万円になるという想定をしていたとして、実際の額が140万円だった場合、大誤算ですよね。 招待客の属性(年来や夫婦一緒)などによりますが、一人2.3万円くらいの見込みでいれば大きく外れることはないかと思います。 大事なことは、そのような事態を前もって想定しておくことです。強いて言うなら、ご祝儀の額にあまり期待を寄せない方がいいと思いますよ。

結婚式の費用を支払うタイミング3.後払い


後払いについては、先ほどのタイミング②と比べると、「挙式の後に支払う」という意味で同じです。 そのため、メリットやデメリットもやや重なるところがあります。しかし、違うポイントとして、「挙式後~支払いまでの間」が挙げられます。当日払いであれば、挙式後すぐに支払わなければなりません。 それに対し、後払いであれば、挙式当日ではなく、もう少し後になって支払うことになります。したがって、当日払いよりも「余裕を持てる」点がメリットになると思います。 ただ、後払いと言っても、挙式から何年も後の支払いになるわけではありません。 「後払いだからしばらくは気にしなくていいや!」という考えだと、いざ支払いになった時に困ることになるかもしれませんので、その辺りは慎重になりましょう。計画をしっかりと立てて、早め早めに行動することが大切です。 しかし実際は式後の支払を許している式場、披露宴は非常に少なくなっており、現状式日以降の支払いとなるとブライダルローンなどの活用になります。つまりブライダルにむけてローンを組んで式場費用を先にお支払し、式後以降決められた返済計画でお支払をしていくかたちになります。

まとめ


この記事では、「前払い」「挙式当日払い」「後払い」の3つのタイミングについて見てきました。 それぞれのタイミングに、メリットとデメリットがあります。そのため、比較検討を重ねる中で、最適な選択ができるようにしましょう。 「ご祝儀が入った後の方がいいよね!」という考え方も当然あります。しかし、ご祝儀頼みということだと、万が一の事態も考えられるんです。 そのため、あくまでも「アシスト的なものとしてご祝儀を利用できる」という考え方がいいと思います。何事も慎重に考え、行動することが大事でしょう。
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