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新郎新婦のご両親に伝えておく3つのこと
新郎新婦は意外と見落としてしまうのが両家両親の気持ち。
結婚式が決まってどう準備を進めていくか、どういう立場にいてもらいたいか新郎新婦から意思表示をする必要があるのです。
なぜかというと両親の時代とは結婚式というものが全然違うものだからです。
今の新郎新婦が両親に伝えるとスムーズな項目をまとめました。
参考にしていただけたらと思います。
■自分の経験とあわせないでもらう
親も招待客となるこの時代
今の時代は新郎新婦が結婚式場を決めて結婚式の打ち合わせをするのがふつうですね。
むしろそれ以外の選択肢すら思い浮かばない方も多いのではないでしょうか。
地域やご両親の年齢にもよりますが、両親が結婚式をした時代はそうではないことが一般的だったのです。
少し昔話をすると結婚は親の決めた人とするものなんていうことも割と普通のことでした。
ですから結婚にまつわることは基本当人たちではなく親が決めるというのが長年日本の常識だったのです。
自分の親はそんな昔の常識関係ないと思う・・・とみなさん感じられるかもしれませんが念には念を、ですね。
昔の常識を持ち出さない両親でも実は子供と結婚式の準備を二人三脚で行うことを楽しみにしていた、なんていうこともありますから新郎新婦の方で配慮してあげましょう。
では自分の両親には結婚式の事をどう伝えるとよいか?
・自分たち主体で会をつくりたい希望を伝える
・両親にはお客さんの気持ちで楽しんでもらいたい旨を伝える
・結婚式当日にしてほしい役割があると伝える(ゲストへのお酌、スピーチなど)
新郎新婦の親として何も知らないで当日を迎えることが恥ずかしいと思う方もいらっしゃいますから、心構え過ぎないことを伝えてあげるとよいでしょう。
■結婚式場をうまく頼りましょう
当日までに会場を把握したい両親へ
結婚式当日にスタッフが案内してくれるから大丈夫だよ・・・などといっても不安なものは不安なのです。
特に親戚を多くおよびするようだと親戚一同のアテンドをしなくてはなりませんから、ゲストの着替えや荷物の預かり、年配者の同線など当日知らないと親戚から軽蔑されてしまう可能性もあります。
両親が不安そう、そんなときは事前に会場の見学をさせてあげるとよいでしょう。
ただ会場見学は自分たちだけで勝手にできないことも多いので、担当のプランナーに頼んで案内してもらうとよいでしょう。
当日の役割を知りたい両親へ
本当にお客さんとして来てほしいから何も役割はない、そんなこともあるかもしれません。
しかし両親としては何か一つでも役割があり、子供たちに頼られたいという気持ちがあるものです。
何も役割がない場合でも主賓や友人へのお酌くらいは依頼するとよいでしょう。
お願いするからには当日両親が困らないように解説つきの席次表のコピーを渡したり、謝辞などをお願いするのであれば当日のタイムテーブルなども説明し、渡しておいた方が親切ですね。
以前タイムテーブルを知らされていないことで謝辞の時間になってもタバコを吸いに行って戻ってこず、お父様待ちで間延びするなんていうこともありました。
また、親族紹介は意外と準備が必要なようです。
久しぶりに会う自分の親戚も続柄が不明確だったりすることもありますから、確認してもらうように話しておきましょう。
結婚式当日に頼れるスタッフが誰なのかも確認しておくとよいでしょう。
やるべきことを明確にすることで両親も心構えできるものです。
■ゲストとの交流を楽しみましょう
相手方のゲストと交流してもらいましょう
両親とはいえ結婚相手について多くは知らないことも多いでしょう。
そこで相手のゲストとも積極的にお酌に回ってもらい交流してもらいましょう。
相手がどんな人なのか、二人から聞くよりもっと素敵なエピソードがでてくるかもしれませんよ。
結婚式は相手の事を両親にもっと知ってもらう場でもあるのです。
親族同士の交流はきっと最初で最後
近年は親戚同士の集まりも減ってきており、自分の親戚だって久しぶりに顔を合わせる機会かもしれません。
相手方の親戚の方と自分の親戚、このメンバーが一同に会することはきっともう一生ないことだと思います。
個々にお会いする機会はあるかもしれませんが、この一期一会を大切に交流することはとても貴重な時間になることでしょう。
■まとめ
今は結婚式の形も多様化していますのでもしかして結婚式場も親が決め、打ち合わせも親がするなんていう方もいらっしゃるかもしれません。
その際は親御さんにすべてまかせるのではなく、自分たちからの感謝の気持ちも伝えられるような工夫もできるとよいですね。
とにかく結婚が決まると、口にはださなくても結婚式どうするのかと感じている場合がほとんどですから、早い段階でパートナーと方針を話し合い、それぞれの両親に心構えとして結婚式の話ができるとよいのではないでしょうか。
結婚式を親子の絆を確認できる日にするのか、親に恥をかかせてしまう日にするのかは結婚式をする当人たち次第ですよ。
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