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結婚式の最後を締めくくる、エンドロールムービー。新郎新婦退場からゲストのお見送りまでをキレイにつなぐ大切な役割があります。また結婚式後に見返せば、祝ってくれたゲストを思い出せる、とっても素敵な演出です。
特に挙式や披露宴など当日の映像を使う撮って出しエンドロールが人気ですが、相場で約10〜30万円と高額で、なかなか手が出ない人がいる点も確かです。そのため、過去の写真などから自分で作る新郎新婦も多くいます。
エンドロールを自分で作成する場合は、写真などの素材選びがなによりも大切です。いきなり作り始めようとすると失敗するので、素材集めから始めましょう。今回は、思い出の写真を使ってエンドロールを自作する際の、コツや注意点をご紹介します。
結婚式のエンドロールは、参列者の方々に見ていただくことが目的ですので、参列者が飽きないちょうど良い長さの音源を選ぶことが大事です。
参列者や両親などへのメッセージなどを入れることを考慮すると、大体5分くらいの長さの曲を選ぶとよいでしょう。ちなみに、結婚式のエンドロールで人気の曲をいくつか紹介します。
いわずとしれた朝ドラでも有名になったいきものがかりのありがとう。「ありがとう」という気持ちがダイレクトに伝わる素敵な歌です。ゆったりした曲調も送賓にはぴったりですね。
中島みゆきさん原曲で、BankBandや最近ではEXILEのATSUSHIもカバーしている超人気ソング。CMで聞いたこともあるのではないでしょうか。あえてのクリス・ハートを選んだ理由としてはちょっとテンポがいいところときれいな高音がエンドロールのBGMにマッチしています。
映画ドラえもんの主題歌ですね。映画のCMで見たことのある方も多いのではないでしょうか。サビの「そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな。いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて」がすごく好きです。
一時期大ブームになった、オーディションで発掘されて一躍有名になった木山さん。Homeは代表曲としてタイトル通り家族を大切にすることが伝わってくるゆったりした感動曲。
言わずと知れた結婚式の超定番曲。非常にストレートなタイトルが印象的。でも中身は自分たちの先の未来について語る素敵な歌です。定番だからこそみんなが知ってる、みんなに気持ちが伝わるというのもメリットです。
これは結構昔の曲になりますね。Mr.Childrenの名曲抱きしめたいです。静かならがも力強い二人の愛情を表現するのにピッタリの曲です。
実は結婚式の超定番ソングのBlue - The Giftのカバーだと思われがちですが、逆に槙原さんがBlueに楽曲提供しているんですよ!これも超名曲なので、エンドロールとか関係なく聞いたほうがいいですね。結婚式の他のBGMでもご活用いただけます。
メロディラインと桜井さんの優しい歌声のラブソングです。ちょっと片思いチックな歌ですが、相手を思う愛情は伝わるでいいと思います!
邦楽ですが、ほとんど英語です。ただ、よくいる英語ヘタ系ではなく、非常に発問もキレイで、高音もキレイなスローテンポなバラードです。君がどこにいても、笑顔にする。君を思う気持ちは変わらないという結婚式にぴったりなBGMです。
愛情や感謝と言うよりも人生という大きなテーマでうたっている歌のような感じもします。歌詞を一つ聞いてみると
「一番きれいな色ってなんだろう?
一番ひかってるものってなんだろう?
僕は探していた 最高のGIFTを
君が喜んだ姿をイメージしながら」
などもあり、結婚式にもマッチした歌です!!
はい、ゼクシィのCMソングです。
男性はわからないかもしれませんが、新婦さんはこの時期に結婚を考えていた方にとっては憧れの曲かもしれませんね。PVの広瀬すずさんも素敵です。
おそらくいま結婚式を挙げている多くの方の青春時代に流行ったので、ゲストも懐かしい気持ちに浸れるとと同時に、二人の愛情の強さや今後も楽しみになる歌です。
アップテンポナンバーで、非常に楽しい気分になれる歌です。今後の二人も仲良く暮していくんだろうなって想像させるような歌です
こちらはビールのCMで使われていたCMソングですね。
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「君に夢中」というダイレクトな歌詞と、アップテンポな曲調でテンション高めのエンドロールにはぴったりです!
いぇーーい!から始まるあの歌です。新婦メインの結婚式でも、最後に新郎スピーチでガツンとかっこいいところ見せた後にコレが流れたら新郎にしびれますね。ストレートで、いいですね。
結婚式や披露宴の雰囲気と違った雰囲気の曲をBGMとして選ぶと、一気に場が壊れてしまう可能性もあるので、その前からの流れで新郎謝辞のトーンに合わせるのがベストですね。
新郎スピーチが爆笑のおもしろスピーチなのに、ちょっと泣ける系感動BGMが流れてきたらちょっとチグハグな感じもします。
結婚式の結びで「感謝」や「これからもよろしく」、「楽しくやってくぜ」など、ゲストへ伝いたい気持ちはいろいろあると思います。たくさんの曲を試聴しながら、自分たちの伝えたい気持ちを表す曲を選んでください。
結婚式で曲選びに迷ったらこちら↓
エンドロールを作成するにあたって大体盛り込まれるのが、以下のような文章です。
ゲスト名を流すだけのエンドロールなどもありますので、コメントの量でエンドロールの長さを調節すると良いでしょう。
エンドロールでゲスト名を流すときは、順番にも注意してくださいね!
インターネットで検索をすれば、非常に沢山のコメント例文が出てきます。私もこの記事を書く前に一通りさーっと見ました。もちろん間違ったことは載っていませんが、あまりに定型文化し過ぎて、見ている人は、あるあるだね、と心の中で思ってしまいかねません。特に主賓や先輩方は何度も結婚式を経験し、たくさんの人の結婚式を見ているので、より感じてしまうでしょう。
結婚式では多くの関係者がゲストとして来ています。あくまで目安ですが、下記のような流れがいいでしょう。具体的に言うと席次の上座テーブル(高砂に近い順)からが一般的ですね。
※必ず敬称「様」をつけましょう。ただし、親族にはつけません。
感動的なエンドロールを作るには、「あなたの言葉・キャラクター」×「相手とのエピソード」が大切。この2点を考えたら、定型文ではなくオリジナルメッセージが浮かぶはず。雰囲気やマナーを抑え、あなたらしく、なおかつゲストに想いが届くエンドロールを作りましょう。
文章で「あなた感」を出すのは難しいかもしれません。でも、あなたらしい言葉なら言えるはずです、今思っていることをちょっとエンドロール用にオブラートに包む感覚でいいでしょう。いつも先輩や上司に対して、ちょっと砕けた敬語を使っているあなたが、上司に対するコメントで丁寧すぎる敬語を使うと、逆に違和感があります。いつもどおりのあなたらしい言葉遣いを心がけてください。
結婚式に来ていただく間柄であれば、あなたとのエピソードは必ずあるはず。昔の話でもいいですし、未来のことも、今まで言えなかったこともたくさんあると思います。ここでしか言えないような、心温まるエピソードが描けると良いですね。
主賓や上司はいつも結婚式で敬語、丁寧語で定番のエンドロールコメントを言われがち。必要なマナーは抑えつつ、御礼の言葉、今までの砕けたエピソード、そしてこれからの仕事への想いなどを語るのがいいのでしょう。
また、主賓や会社上司に対して一括でコメントをする場合でも、主賓ご挨拶と乾杯挨拶をしてくれた方々には別途一言添えたほうが良いでしょう。
できるだけエンドロールコメントのセグメントは細かく切ったほうがいいですね。例えば会社の初期配属の同僚グループ、今の配属のグループなどに分けましょう。そのほうがそれぞれに対するエピソードも話しやすくなりますし、適切なコメントができます。ちょっと笑いを取りに行くくらいのトーンでも構いません。
またた小中の友達などは最近のエピソードがないため、定番の「また集まろう!ずっと友達!」といったものになりがち。そうではなく、昔のエピソードを引っ張り出して、「その話懐かしい!」と思わせるのもありです。
エンドロールのコメントには、両親へのメッセージを入れてもOkです。しかし多くの場合、両親は新郎新婦と一緒に退出します。そのため、実際にはご両親は生では見てもらえません。なので両親への感謝の気持ちを伝えたい場合は、プロフィールムービーや新郎挨拶などのタイミングでしっかりと伝えることが重要です。
私は撮って出しのエンドロール×コメントなしでやってしまったのですが、最後のクロージングの時に「本日は誠にありがとうございました〜」という定型文が勝手に入れらてしまい、後で見た時にすごく残念でした。
最後の言葉は全員に対するコメントです。最初の入りは「本日はご多用のところ〜」などのお決まりの言葉から始めても良いですが、中身のところは是非自分たちの言葉で、いままでのお礼とこれからについて語りましょう。
エンドロールで流す写真も重要です。しっかりと時間をかけてエンドロールに使う写真を選ぶようにしてください。
まずは、エンドロールに利用する写真の枚数です。BGMが5分の音源を利用する場合を想定して写真の枚数を考えていきましょう。
このように考えると、210秒程度が実際に写真が流れる時間となります。写真の切替にエフェクトやアニメーションを加わると考えると、200秒前後が実際に写真が表示される時間といえるでしょう。
写真の枚数を10枚とすると、写真1枚あたりの表示時間は20秒となり、エンドロールといいながらも静止画を見せられているような感覚になってしまいます。逆に、写真の枚数を40枚とすると、写真1枚当たりの表示時間は5秒となるので、次々に写真が切り替わるような感覚で結婚式や披露宴の雰囲気によってはかなりあわただしいエンドロールとなってしまうでしょう。
という点を考慮すると、写真の枚数は、5分のエンドロールの場合は20~30枚前後がベターといえるかもしれません。
方向性としては主に以下の3つになるでしょう。
結婚式の参列者との思い出写真を利用する場合は、写真枚数の配分は実際に結婚式に参加されているゲストの割合に合わせるとバランスが取りやすいです。実際の結婚式の参加者が、新郎側ゲスト:新婦側ゲスト=6:4程度の場合は、
新郎側写真=17、8枚
新婦側写真=12、3枚
といった具合にするとベターです。また、生い立ちが分かる写真については、生まれたときから時系列順に、家族と多く写っている写真を選ぶと効果的です。現在の雰囲気の場合は、結婚式の前撮り写真や、二人で旅行に行った写真などがあると素敵なエンドロールになることでしょう。
エンドロールの作成に時間がかけられないという方には、MarryGiftがオススメ!
こちらのサービスは、結婚式や二次会で撮影した写真をスクリーンなどにその場で共有ができるサービスで、迎賓や歓談、ケーキ入刀など様々なシーンでゲストを楽しませ、披露宴会場を華やかにします。
しかし、それだけではありません。ワンクリックでエンドロールを作成し、その場で流せる機能があります。
このエンドロールはゲストが投稿してくれた写真を用いて作成されます。
考えてみてください、ただでさえ、プロフィールムービーやエンドロールに自分との写真が使われたら嬉しいのに、大事なエンドロールに自分が投稿した写真が使われたらどうでしょう?
これが結婚式で新しいゲストに対するおもてなし、楽しませ方です。
事前にBGMとゲストリストを登録し、あとは当日ワンクリックで再生できるという簡単なサービスですので、これから結婚式や二次会を考えられている方は是非利用してみてください。
以上、結婚式のエンドロールを自作するときのコツを、写真選びを中心にご紹介しました。