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結婚式プロフィールムービーにおいて大事なポイントとなる音楽(BGM)、コメント、そして写真ですが、今日は特に大事な「写真」選びについてお伝えさせていただきます。
特に結婚式のプロフィールムービーは使用できる写真が選べることもあり、ついつい自分本意な写真(可愛く映っている、カッコよく映っている)を選んでしまったり、写真を詰め込みすぎたりしてしまいがちです。するとゲスト目線でみて「なんだこれ」「自分好きすぎるだろ」と冷ややかな空気になりかねません。ゲスト目線で、ゲストに伝わる写真選びをしていきましょう。
プロフィール自作を考えている方は是非こちらから読んでいただければと思います。
【結婚式プロフィールムービー】自作でハイクオリティにするための準備・構成・全手順
プロフィールムービーは一般的な演出になってきているので、何のために作るのかを考えず作りがち。そのため、とりあえず自分たちのプロフィールムービーを作ってしまい、ただのプロモーションムービーになってしまいます。
あまり考えずに業者に任せてしまって、よくある構図のエンドロールムービーが流れてしまったり、他の準備に追われてただの写真×スライドショームービーになってしまうと、せっかく二人の個性を出せるムービー演出が台無しになってしまいます。
確かに社会人になって知り合ったゲストに対して、昔の自分を紹介する、新郎新婦のお互いのゲストにパートナーを紹介するという意味では新郎新婦それぞれのことしっかりと知ってもらうことも大事です。
しかし、プロフィールムービーはゲストに対する感謝の気持ちを表現するシーンです。今まで自分たちを出産し、育ててくれた両親に対する御礼、友人や職場のゲストに対して、昔から支えてくれた、一緒にいてれくれた御礼でもあると考えいます。
そんな気持ちを伝えるには、どんなふうに写真を選べばいいのでしょうか。
プロフィールムービーを作る際の目的は
を大切に写真を選んでいきましょう。
さて、実際にプロフィールムービーを作るのに必要な写真の枚数ですが、基本的に時間をまずは考えます。
時間としては式場によって許容時間が限られますが、短くて5分。通常7,8分、10分以上は見ている方も疲れるので避けましょう。また1枚あたりは6〜8秒程度が理想とされています。
これは作った側は見慣れていますし、コメントも考えているので問題ありませんが、ゲストは初めてみるものばかり、高齢のゲストは視力も低下しているのでみんながしっかりと写真を見れる・読めるようゆっくりなペースが良いでしょう。
そういったことを考えると
という数が一般的でしょうか。秒数や曲によって左右されますので、あくまで目安にしてください。
重要なのは枚数ではなく、曲全体の長さと、見やすい写真の表示時間です。
古い写真はスキャナーにかけてデータ化しましょう。専用スキャナがなくても、プリンタにスキャン機能がついている場合があるので確認してみてください。
もしもスキャンできなければ、写真をスマホで撮影して取り込みましょう。写真を撮るときは明るい部屋でフラッシュ機能をオフにし、スマホを写真に対してきれいに平行になるように持ちましょう。
プロフィールムービーの写真選びとはずれますが、構成としてもかならず新郎生い立ち時系列順→新婦生い立ち時系列順→二人の出会い時系列順にする必要はありません。
こちらの構成はわかりやすく、理解しやすいですがオリジナリティには少し欠けます。以下のような順番工夫も面白いので是非チャレンジして見も良いのではないでしょうか。
などなど考えるだけでもたくさんアイデアは出てきますね。中には編集スキルも必要になるものもありますが、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
さて、実際にプロフィールムービーの写真を選んでいく際の具体的なポイントと、その後よくありがちなNGなポイントをご紹介します。
プロフィールムービーを流す画面が横長です。写真も縦横あると思いますが、横長の構図で撮られた写真が制作しやすいですし、ゲストも見やすいです。
縦長ですとどうしても余白がたくさん出てしまうので、上手くトリミング(カット)するか、拡大表示などで、写真で見てもらいたいポイントがしっかりと見えるようにしましょう。
これは通常構成の場合は特にですが、その写真の時期がわかる写真を時々入れると見ている方はわかりやすいです。
コメントで補足する(中学時代〜)こともできますが、七五三、入学式、卒業式、入社式などが写真からわかると、「あ、これから高校時代の話ね」など理解することができます。
できれば今日来ているゲストが一緒に写っているものが良いでしょう。
必ず!ではありませんが、中高時代の友達を数人呼んでいるのに、使われてい写真が違う人との写真ばっかりだったら、「あれ・・・?」となります。
また各コミュニティごとの写真の枚数もできるだけバランス良くしたほうが良いでしょう。
例えば大学時代の写真ばっかりではなく、高校時代、大学、社会人、バイトと、多くのゲストが来ていただいているのであれば、しっかりと各コミュニティの時代のプロフィールムービーの写真に載せるようにしましょう。
そしてついつい写真を選んでいると麻痺してきてやりがちなミスも結構あります。言われてみたらあーたしかになっていうものもあると思うので、気をつけていきましょう。
写真選びに没頭していくとついついたくさん写真を載せたくなるもの。
大事なのはゲストが見ていて疲れない長さ、そして、1枚1枚見やすい長さの表示を考えると写真を詰め込みすぎるのは辞めましょう。
あくまで1枚あたり6秒は切らないことを意識して!
特に女性陣がやってしまいがちなのが、中高時代くらいから表情が変わらない写真構成。
つまり髪型やメイク、服装は変わってもいつも表情が一緒の写真ばかりのこともよくあります。
女性は中高時代から写真の写り方(表情)が型化されている人も多いですが、表情のバリエーションがある方が良いでしょう。
ついついやりがちな内輪ネタ。事情を知っている人たちだけ盛り上がるような写真や構成は避けましょう。
写真を見て何が起こっているか判断できない場合はそういった写真をさけるか、コメントでしっかりと説明するようにしましょう。
今の皆さんの青春時代でいえばプリクラ、そしていまはsnowなどの加工アプリ。みなさん結構使っている人も多いでは?
まずそういった写真だと味気ないものになりますし、中高年から見ると「なんだこれ?」となりがちです。
そもそもあなたの可愛い顔を見たいからプロフィールムービーを見ているのではなく、新郎新婦それぞれを知るために見ているので自然な写真選びを心がけましょう。
あなた達のプロフィールムービーをみるのは友達だけではありません。自分たちの両親、上司、それぞれの両親、上司に見られます。
そこで、いくら学生時代といえ、露出が過ぎる服を着ていたり、やたら異性との距離が近い写真を多くアップするのはよくありません。
穏当に健全な仲間だとしてもそんなことは関係ありません。大事なのは見た人がどう感じるかです。
結婚式後に「あー・・・あの娘は私達の前ではいい子そうだけど、きっと遊び人なんだわ。気をつけさせなきゃ」と義理の母に思われたり、「あの新郎やばくない?女遊び派手そう」と新婦の友人に言われたりしたくないですよね。
誰も初めて付き合った人と結婚しないといけない、元カレ元カノがいないなどとは思っていませんが、結婚式においてはその存在を大きく映っているものは辞めましょう。
元カレ元カノが映っていなくも過去の不自然なピンショットは「あ、これ元カレ元カノと行ったやつかな?」と思われるものも避けましょう。
また元カレ元カノは写真に大きく、またはメインに映っているようなものは避けましょう。
それを知っている友人たちもざわつきますし、結婚式にあまりふさわしくありません。
もちろんクラスやサークルが一緒で集合写真に映っている程度であれば問題ありません。
意外にゲストから不評なのが勝手に写真を使われたこと。
男性は特に気にしないようですが、女性は結構「えー」っていうリアクションも多いようです。
もちろん全部の写真を掲載許可撮るわけにも行かないので、以下の様な場合は緩く確認したほうが万全かも知れません。
場合などなど、ゲストの周りの人は気にしなくても100人近い人の前で自分が気に入らない写真を公開される不快感はあります。気をつけていきましょう。
必要であれば明るさなどを調整して、きれいに見せるのもいいかもしれません。
プロフィールムービーは新郎新婦のPVではありません。プロフィールムービー制作には
を重視してくださいね!そして、
を忘れなければきっと素敵な写真構成のムービーになるはずです。お二人らしいプロフィールムービーを作ってくださいね。