今回ご紹介するスイーツは、可愛い見た目とその作り易さから、お祝いごとのプチギフトに大人気のアイシングクッキーです。普通のクッキーにアイシングという砂糖の衣でコーティングしただけのシンプルな焼き菓子ですが、その自由なデザイン性の高さから、Instagramでは「♯アイシングクッキー」のハッシュタグがトレンド入りし、アイシングクッキー作りの教室が開かれたり、アイシングクッキー専門店が日本全国に出来ているくらいなんです。 そこで今回は、アイシングクッキーについてよく知りたい!という方のために、その歴史から、アイシングクッキーのレシピ・作り方、アイシングクッキーをオーダーできるお店の情報までお届けしたいと思います。結婚式のプチギフトとしてもおすすめなので、ぜひ学んでください! アイシングクッキーとは アイシングクッキーとは、ロイヤルアイシングという砂糖の衣でコーティングした焼き菓子(クッキー)のことをいいます。ロイヤルアイシングは乾燥すると固まる材料で出来ているため、氷菓子のように見えることからこの名前が付き、アメリカではフロスティング(frosting)と呼ばれたりもしています。アイシングの原料は砂糖やホイップクリーム、バタークリーム、マジパン、フォンダンなど様々ですが、日本の家庭ではおもに粉砂糖と卵白を材料に作られています。 アイシングクッキーの特徴 アイシングクッキーのいいところは、何と言っても遊び心があるところ。粉砂糖と卵白、水を練り合わせてペースト状にしたものを「アイシングクリーム」といいますが、このアイシングクリームを絞ってクッキーの表面にアイシングをしていく作業がとても楽しい! 名前やメッセージを書いたり、キャラクターや動物の形にしたり、食紅やココアパウダーなどのアイシングカラーを使って色を足し、カラフルな色でデコレーションをしたりと、色んなデザインの焼き菓子が作れちゃうんです。 アイシングクッキーの幅広い用途 アイシングクッキーはスイーツにデザイン性を持たせるうえでとても有用性が高いので、焼き菓子のコーティングのほか、ウェディングケーキやバースデーケーキなどのデコレーションにもよく使われています。また、材料は全て100円ショップで手に入るような簡単なもので揃えられるため自宅で手作りもしやすく、誕生日パーティやハロウィンなど様々なイベントでプチギフトにされたりしています。 このように日本のスイーツ界では非常に愛されているアイシングクッキーですが、起源は実は日本ではありません。乾燥すると固まるお菓子の技術は18世紀のイギリスで発展したと言われています。次はアイシングクッキーの歴史を見ていきましょう。...